パーティー2日前、ようやく西川チャンの元に大竹しのぶさんから連絡が来たものの、本人からのリクエストは弘田三枝子さんの「人形の家」。祝いの席で披露するには重たすぎる歌詞に、西川チャンに不安が過りましたが、土俵際に追い詰められた西川チャンは歌うことを決意。いざリハーサルとなりました。
その後の展開はどうなったのか?今週も、このパーティーに列席した「西川貴教のイエノミ‼」の構成を担当する石川氏の証言を交えながらお届けします。
リハーサルはパーティー当日‼
西川 ようやくしのぶさんから連絡があって電話で話してたんですけど……
西川「しのぶさん、とりあえずどうしましょう?当日だったら少し(歌を)合わせられるかもしれないし…。当日何が起こるかわからないし、もう一日空けてるから、時間指定してくれたら会場まで行きますよ」
しのぶさん「うんと……15時には、泉谷さん来て歌うから、じゃあ14時半位で大丈夫?」
西川「大丈夫、全然行きますよ。」
西川 それで会場に行ったら、泉谷(しげる)さんが先に入られてて、「お前も大変だな」とか話しながら一緒に下へ降りて行って。そこでまず泉谷さんがリハーサルやって、泉谷さんはしのぶさんと「黒の舟唱」を歌うことになってたんだけど、「人形の家」同様、この曲の歌詞もね……。良かったら歌詞をご覧ください。
男と女の 間には
深くて暗い 河がある
誰も渡れぬ 河なれど
エンヤコラこにゃも 舟を出す
--------石川氏の証言--------
「黒の舟唄」は、泉谷さんの女性アーティストとのデュエットアルバム「昭和の歌よ、ありがとう」で、大竹しのぶ×泉谷しげる名義でカバーしており、このアルバムは、レコード大賞の優秀アルバム賞も受賞。ライブやレコード大賞でも歌ってるので、息の合った様子でした。
西川 でもさ、しのぶさんあんな感じなんだけど、人を喜ばせたいとか、「これをやりたい」って気持ちが凄く強いの。真面目だし。それでさ、泉谷さんも悪気があったわけじゃないよ?泉谷さんもその瞬間しかリハできないし、わざわざ来てくれてるわけじゃん。昔、しのぶさんとやったことある曲だったのかな?お二人で歌い始めたんだけど、あらかじめ決まった歌い分けを、泉谷さんが違うところを歌ってて。そしたらあっという間にしのぶさんの形相が変わってさ……。
(西川チャン心の声)「あぁ……テンパってる……コレこの場にいたくないパターンだ(笑)この状況で次歌うの嫌だな……。あの女(しのぶさん)……黒目が小せぇぞ(笑)」
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