テーマは東京・新大久保や大阪・鶴橋で続いている「反朝鮮デモ」だ。
「朝鮮人は皆殺し」
「ゴキブリは叩き潰せ」
有田議員はこうしたヘイトスピーチに対して、法規制によって制限を加えようとしている。
確かに、こうした言葉が東京や大阪の街角に響くのは正常なことだとは思えない。多様性と寛容性があってこそ成熟した民主主義社会といえる。
仮に欧州、とくにドイツであるならば、今回のようなデモは即刻、処罰の対象にすらなるだろう。
その点からも、ヘイトスピーチは忌むべきものであり、偏狭な差別主義からは何も生まれないことを確認すべきなのだ。
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