上杉事務所から「BLOGOS」と「アゴラ」に直接、記事の削除・撤回を求めるメールを送ってから一週間が経った。
過去に二回、私はこの会社に酷い目に遭わされている。
一つは、出版されたばかりの私の著書の「書評」のインタビューだといって、実際は自由報道協会の活動を貶めるそれだったということだ。
そのインタビューの際、私は、記憶違いもあるからと、当時の広報担当の畠山理仁氏への取材を必ず行うこと、さらには意見の相違もあるから、記事にする際には、江川紹子氏のなどの各会員(元会員)の意見もきちんと聞くことという条件を明示・確認して、親切にも応じたものだった。
二回目は、私のドイツでの講演をまったくデタラメの翻訳をネットから探してきて、私が一切言ってもいないこと、むしろ逆のことを私の発言として記事にし、それを前提に、町山智弘氏などのコメントをつけて、掲載したものだった。
さすがにあまりにひどいということで、今回と同じように、私はすぐに編集部に抗議した。するとこの二回とも、「BLOGOS」と「アゴラ」は、即日当該記事の削除・撤回を行ったのだ。
私は甘かった。もう、済んだこととして、その際「謝罪文」も「訂正文」の掲載も求めなかったのだ。
それは、きっと執筆した記者が社内で窮屈な目に遭うだろうと心配したことや、いつものように、日本のメディア記者への期待があまりないという事情もあった。
一回目の記事で私がBLOGOSの記者に対して怒ったのは、当該記事が私個人への批判ではなく、自由報道協会を貶めることにつながると考えたからだ。
2回目のものは言語同断、私のコメントを捏造したトンデモ記事だったからだ。
そして、明らかなミスと認めた「BLOGOS」と「アゴラ」は、すぐに対応してくれた。即日、当該記事を削除するとともに、データからも完全撤回したのだ。
こうした「BLOGOS」と「アゴラ」の正直な姿勢を知っているからこそ、私は今回もきっとそうしてくれるだろうと、この一週間待っていた。
過去に二回、私はこの会社に酷い目に遭わされている。
一つは、出版されたばかりの私の著書の「書評」のインタビューだといって、実際は自由報道協会の活動を貶めるそれだったということだ。
そのインタビューの際、私は、記憶違いもあるからと、当時の広報担当の畠山理仁氏への取材を必ず行うこと、さらには意見の相違もあるから、記事にする際には、江川紹子氏のなどの各会員(元会員)の意見もきちんと聞くことという条件を明示・確認して、親切にも応じたものだった。
二回目は、私のドイツでの講演をまったくデタラメの翻訳をネットから探してきて、私が一切言ってもいないこと、むしろ逆のことを私の発言として記事にし、それを前提に、町山智弘氏などのコメントをつけて、掲載したものだった。
さすがにあまりにひどいということで、今回と同じように、私はすぐに編集部に抗議した。するとこの二回とも、「BLOGOS」と「アゴラ」は、即日当該記事の削除・撤回を行ったのだ。
私は甘かった。もう、済んだこととして、その際「謝罪文」も「訂正文」の掲載も求めなかったのだ。
それは、きっと執筆した記者が社内で窮屈な目に遭うだろうと心配したことや、いつものように、日本のメディア記者への期待があまりないという事情もあった。
一回目の記事で私がBLOGOSの記者に対して怒ったのは、当該記事が私個人への批判ではなく、自由報道協会を貶めることにつながると考えたからだ。
2回目のものは言語同断、私のコメントを捏造したトンデモ記事だったからだ。
そして、明らかなミスと認めた「BLOGOS」と「アゴラ」は、すぐに対応してくれた。即日、当該記事を削除するとともに、データからも完全撤回したのだ。
こうした「BLOGOS」と「アゴラ」の正直な姿勢を知っているからこそ、私は今回もきっとそうしてくれるだろうと、この一週間待っていた。
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