【 音にこだわるYOSHIKIの姿とオリジナリティの重要な関係 】


 YOSHIKIが『譜面さえあれば作曲はできる』と話す意味。

 MSG公演で、25年前に生みだされた曲が、当時のアレンジのままで堂々と演奏され、世界の音楽の中心で高く評価されたこと。 

 普通の人にはどれもが同じに聴こえる5つの音を、
エンジニアに指示を出し、何度も何度も繰り返し聴き比べながら、やがてひとつを選び出すYOSHIKIの姿。

 レコーディングスタジオやレコーディング機材など、今の世界の音楽シーンにおける最先端の環境を常に身の回りにおいている、という事実。

 これらは皆、ある重要なところで強く結ばれている・・・。



 レコーディングスタジオというテーマで話を進めているのは、そこが音楽制作の現場であり、大切な作品が生まれる場所だ、ということもあるが、この話は
最終的に、

 『YOSHIKIのオリジナリティ』と『100年残る音楽』

 という大きなテーマの答えに直結している。

 今回は、そのあたりに一歩踏み込んで、綴ってみたい。