(※ 前回よりさらに誤解を招く内容でして、こんなふざけたことを勧めるとは!とお怒りにならぬよう、
  真面目な方はぜひご注意の上、ご覧下さい。
 
 
  今回は、ちょっとふざけて生きてみる、という秘訣をご紹介したいと思います。
 
 
 まず、基本的な話から始めますと
 実は僕、今までずっと、少しふざけて生きて参りました。
 
 少し、というのはどういうことかといいますと、
 人生を死ぬ程真剣に考えて生き方の方針が決まったら
 日々はある程度ふざけて生きる

 という感じなんです。
 
 今回僕がご紹介する「ふざける」という表現の中には、

 ・自由なものの見方をする
 ・肩の力を抜き、余裕を持つ
 ・楽しく捉え、面白がる
 ・新しい自分と出会う
 
 といったことが含まれています。
 
 そしてまた、僕の経験だと、「ふざけて生きる」という感覚は
 普通なら真剣になりがちなところでこそ、最も威力を発揮する
 
のでした。
 
 まあ、そんなわけでこのブロマガが「人生」をお伝えしている以上、
 そろそろここを避けては通れないなぁ、と思い、今回ご紹介することを決意した
次第です。

 では、これから僕の経験と、お勧めしたいふざけ方などを取り混ぜてご紹介して
いきたいと思います。


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  まず、「ふざけて生きる」を意識した最初の記憶は、幼稚園でした。
 
 ある日僕は、休み時間に4人用ブランコに乗っていました。

 楽しくて夢中になっていて気がつくと休み時間は終わっていて、みんな教室に戻って
います。
 それでも気にしないで漕いでいるうちに、上下に揺れて見える遠くの景色が、僕の心
をザワザワさせ始めました。
 
 何か、とても重要なことに思い当たりそうな予感がしたのです。
 
 しばらく漕いでいた、その時でした。
 
 『 ああ。きっと行きたい、と思ったら、本当はどこへでも行っていいんだ…。』

 『 こうしたい、こうなりたい、っていうのが大事なんだ。』
 
 なぜか突然、そう確信したんです。
 
 で、結局その時、僕は教室には戻らず、次の休み時間まで、ずっとブランコを漕いで
いました。
 
 あまりにも大切なことに気がついたので、教室に戻って折り紙をしたり、ブロックで
遊んだり、お歌を歌ったり、みたいな事なんて、どうでもいいや〜、と思ったんですね。
 
 あきれる程、なめた幼稚園児です。
 
 それ以来、子どもらしいことは、あくまで全て周りのためにしてあげること・・・
 自分にとって大事なことは、自分のために自分で選んで生きていこう、と思うように
なってしまったわけです。
 
 やがて小学校に上がると、テストで、いかに早く答えを書き終わるか、ということに
気合いを入れていました。
 早く答えを記入し終われば、テスト用紙を裏返して、好きな絵が書けるからです。