ヒデちゃん、お誕生日おめでとう。
 
生まれてきてくれてありがとう。
 
たくさんの人たちに 夢と感動を、ありがとう。

多くのミュージシャンに 希望と未来を、ありがとう。
 
  
 
出会った頃は、内気なヒデ

やがて共に闘いながら、強くて優しいHIDEになって
 
暴れても泣いても笑ってもふざけても、実はピュアな赤ちゃん、ヒデちゃんが
 
ちょっと会ってないな、と思ったら、偉大なロックスターのhideになっていたのが

僕は本当に嬉しかったんだ。



ロサンゼルスのスタジオで、2人並んで乾杯しては、ビールの缶を壁に投げ続けたね。

いけないことだけど、あれは本当に楽しかった。

あの時ヒデちゃんには、もうhideが見えていたんだね。

嬉しそうに聴かせてくれたのは、まだ作りたてのDICEだった。






ヒデちゃん、時間はすごいね。
  
悲しみも和らげてくれるけどね、それだけじゃないんだ。
 
ねぇ、ヒデちゃん。

今この世界で、
いったい何人のファンの心にヒデちゃんの光が灯って
夢と感動を生んでいると思う?
 
いったい何人のミュージシャンの心にヒデちゃんの光が灯って
新しい輝きを生んでると思う?
 
光がね、増え続けているんだよ。

ずっと増え続けて、止まらないんだよ。

すごいんだよ。


 
ヒデちゃん、

日本の音楽を変えてくれて、ありがとう。
 
偉大なバンドを、ありがとう。 
 
みんなに幸せを、ありがとう。

お誕生日、おめでとう。

 



                             2013年12月13日
                                   津田直士