生まれ故郷の千葉県が台風15号に被災したことに対して、1000万円の寄付を行った約1週間後の9月24日に、YOSHIKIがボランティアに参加したことを知った僕は、実は少し驚いた。
 
 寄付とは違い、ボランティアに参加するという行動が、僕の記憶しているYOSHIKIの行動パターンにはなかったからだ。
 
 つまりいい意味で違和感を覚えたのだ。
 
 では、その僕の違和感が意味するものは何だったのだろうか。
 
 大げさに言うと、その違和感の意味するところが、「今という時代、そしてこれからの世の中に必要とされ、愛され、尊敬される人間」の象徴としてのYOSHIKI・・・を物語っているのだ。