さて、幸せな館山行きから約1ヶ月間、4回にわたってお送りしてきました今回のシリーズ、いかがだったでしょうか。
このシリーズ、書き始めるまでは、シンプルに館山での様子をリポートする内容で考えていました。
ところが実際に書き始めてみると無意識に筆が進み、時折過去にタイムスリップしながら展開する、僕の心がそのまま描かれるような内容になりました。
これは過去、『すべての始まり』や『夢と夕陽』を書いていた時にも起きた現象です。
理由は・・・やっぱり僕の中で、過去の記憶にあるXも、今のXも、常に『生きている』からなんだと思います。
『生きている』から、どんな場所でもどんな状況でも、メンバーの姿や僕の眼差しが、勝手に動き出してしまうんです。
そして一旦動き出してしまうと、その様子を書き留めずにはいられなくなってしまう・・・。
それはやはり、メンバーをはじめ僕が見ているもの全てが美しく『輝いている』からなんだと思います。
僕は時々、本当に幸せな人生だ・・・と思うことがあります。
それは、たとえその時がどんなに大変でも、未来に向かって願ったり祈ったりしていることが、しばらく時間が経つと、現実になっていくからなんです。
そして、毎日をひたすら一生懸命生きていて、ふとある時期の記憶を思い返すと、その頃に信じていた未来がちゃんと形になっている・・・そんなことが続いていくと、自分の周りにいる人への感謝を強く感じるようになります。
で、振り返った時には、そこに深い幸せを感じるわけです。
僕にこういった文章を書かせているのは、そんな『幸せの力』なんだと思います。
今回の館山シリーズも、やはりそうでした。
館山でお会いした皆さん、そこで一緒に過ごしながら感じたこと、タイムスリップをして蘇った記憶、そこで見つめていたメンバーの姿、そして運命共同体の人たち・・・。
新たに感じた幸せが、たくさんありました。
その幸せを書き留めるために、こうして4回にわたってブロマガ記事を書かせて頂きました。
館山に深く感謝、です。ありがとう・・・。
さて、せっかくなので、ここで館山で撮った写真をいくつかご紹介しておきましょう。
これは、前夜に思いがけない歓迎を受け、沢山頂いた新鮮な海の幸。素晴らしく美味しかった。
2軒目でも、いらした方々と熱く語り合いました。館山駅近くの、飲食店が集まっている場所。
明けて午前中、海へ。これは子どもに戻りますよね。(笑)
これは木の桟橋。下に海が見えて、歩くとちょっとこわい。(笑)でも風と海がすごく気持いい。
そして、映画に登場する桟橋。想いが募りますね。
せっかくなので、記念に・・・。館山の町が見渡せました。
これが交流会の会場となった、ひふみ養蜂園。木造でとても素敵な建物です。
ひふみ養蜂園のカフェの看板。かわいいね。はちみつがやっぱりとても美味しいんです。
これがスタジオの落書きですね。
そしてスタジオの資料室。僕の右腕あたりに見える黄色い写真が、タイムスリップのきっかけ。
上映会場の駐車場にすら、こんなにきれいな花が・・・。こういうところに館山の自然の豊かさを実感。
上映会場の外で、皆さんがYOSHIKIとTOSHIへ寄せ書きをしていました。深い愛を感じます。
今回のシリーズではその様子の描写は割愛しましたが、上映後のオフ会&交流会の会場。
檜のような木の香りが素敵で、グランドピアノがどーんと置かれています。
ニコ生でも観て頂けたと思いますが、オフ会&交流会は、とても楽しく、幸せな時間でした。
X JAPANへの愛を深く感じましたし、学校の先生をされていた方のお話も聞けて、感動でした。
来て頂いた皆さん、ありがとうございました。
そして、シリーズの締めくくりに、感謝を伝えたいのが、今回の館山行きをお誘い頂き、心のこもった案内をしてくれた小山さんと、会場を提供して頂き、スタジオ見学もさせて頂いたひふみ養蜂園の玲子さん。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
X JAPAN、そしてYOSHIKIとTOSHIの人生の初期を育み、世界に伝わり歴史に残るその音楽性を育んだ、自然豊かな館山。
闘いの最中にいた僕が一度も訪れたことのなかった館山を、今回初めて訪ねてゆっくり時間を過ごすことができたのは、本当に意義深いことでした。
2015年6月にYOSHIKIが館山を訪れたこと。
そこで『WE ARE X』のストーリーを支える大切なシーンが撮影されたこと。
その重要性に、深く心を動かされます。
WE ARE X !
未来に向かって・・・・。
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