今週頭から、11月12日(日)開催の音速兄貴ワンマンライブ「音速来舞 in EBISU」に向けてメンバーそれぞれがブロマガを書く企画が進行中です。
私は一切なにも聞かされていなかったのですがなぜか金曜日担当になっていました。
そんな我らが音速兄貴の1年ぶりとなる東京ワンマンライブですがチケットの一般販売がもうすぐ始まります。
21日(土)12時よりローソンチケット(Lコード:34974)、ローソンやミニストップ、またはWeb上での予約も可能(http://l-tike.com/onsoku-ebisu)です。
どうぞよしなに。
金曜日担当ということで、他のメンバーの記事を先に読むことができます。
まったく話を聞いていなかった私は他のメンバーの記事を参考にしようと思っていたワケですが、衝撃的なほど誰もライブの宣伝をしていません。
唯一まともだと思っていたセピア氏の記事(ar1351227)すらギリギリ恵比寿のライブ詳細に触れていませんでした。
挙句の果てに月曜日担当ふぁんきぃ(ar1349521)、火曜日担当recog(ar1350401)にいたっては謎の小説を書き始め、木曜日担当の5月病マリオ(ar1351450)は漫画を連載し始める自由っぷり。
私も最初はギターを始めた頃の心境などを綴っていましたが慌てて消しました。
あぶねえあぶねえ、空気読めねえ男になるところだった。
と、いうことで私も小説を書こうと思います。
この小説は実は昨日見た夢をアレンジしたものになります。よろしくお願いします。
木々のざわめく音で、私は目を覚ました。
そこはどこかの山奥、らしかった。
というのも、四方は歪に傾いた痩せた樹が生えしきって暗がりになっていて、周囲の様子は窺い知れない。
見上げれば晴天、どうやらまだ遅い時間ではないようだ。遠くの方には、連なる山々の頭が顔を覗かせている。
どうにも記憶が覚束ない。
自身の頭を二、三度横から小突いて、頭にかかる靄を追い出そうと試みた。
やはりどうにも、思い出せない。
記憶を失くしたわけではないようだ。はっきりとではないがその自覚はある。
しかし、薄ぼんやりとした視界と同様、意識が腹の底で眠ったまま目を覚まさないような。
行かなければならない場所は分かっている。
一人の少女のところだ。私が硬い木の根っこを枕に昼間から眠っていたのは彼女のせいなのだ。
理由までは説明できないが確信があった。痛む首筋を擦り、身体を起こしながら私は勘案していた。
その少女の名はドロシィという。
同じ山に住む魔法とかいう異形の技を使う異国の人間だ。
私とは何から何まで異なる存在で非常に仲は悪い。いや、私が彼女を一方的に嫌っている。
お気に入りのバンド『SONIC BROTHERS』のライブDVDをBGMに、朝から日課としている功夫に励んでいたのは間違いない。
そこまでの記憶は定かだ。その後、ドロシィが忌々しい笑みを浮かべ、上空から箒で我が家に降り立ったところまで覚えている。
私の記憶はそこから先、見事なまでに曖昧だ。
あいつが関わっていないはずがないではないか。思い出したら急に腹が立ってきた。
私は一切なにも聞かされていなかったのですがなぜか金曜日担当になっていました。
そんな我らが音速兄貴の1年ぶりとなる東京ワンマンライブですがチケットの一般販売がもうすぐ始まります。
21日(土)12時よりローソンチケット(Lコード:34974)、ローソンやミニストップ、またはWeb上での予約も可能(http://l-tike.com/onsoku-ebisu)です。
どうぞよしなに。
金曜日担当ということで、他のメンバーの記事を先に読むことができます。
まったく話を聞いていなかった私は他のメンバーの記事を参考にしようと思っていたワケですが、衝撃的なほど誰もライブの宣伝をしていません。
唯一まともだと思っていたセピア氏の記事(ar1351227)すらギリギリ恵比寿のライブ詳細に触れていませんでした。
挙句の果てに月曜日担当ふぁんきぃ(ar1349521)、火曜日担当recog(ar1350401)にいたっては謎の小説を書き始め、木曜日担当の5月病マリオ(ar1351450)は漫画を連載し始める自由っぷり。
私も最初はギターを始めた頃の心境などを綴っていましたが慌てて消しました。
あぶねえあぶねえ、空気読めねえ男になるところだった。
と、いうことで私も小説を書こうと思います。
この小説は実は昨日見た夢をアレンジしたものになります。よろしくお願いします。
木々のざわめく音で、私は目を覚ました。
そこはどこかの山奥、らしかった。
というのも、四方は歪に傾いた痩せた樹が生えしきって暗がりになっていて、周囲の様子は窺い知れない。
見上げれば晴天、どうやらまだ遅い時間ではないようだ。遠くの方には、連なる山々の頭が顔を覗かせている。
どうにも記憶が覚束ない。
自身の頭を二、三度横から小突いて、頭にかかる靄を追い出そうと試みた。
やはりどうにも、思い出せない。
記憶を失くしたわけではないようだ。はっきりとではないがその自覚はある。
しかし、薄ぼんやりとした視界と同様、意識が腹の底で眠ったまま目を覚まさないような。
行かなければならない場所は分かっている。
一人の少女のところだ。私が硬い木の根っこを枕に昼間から眠っていたのは彼女のせいなのだ。
理由までは説明できないが確信があった。痛む首筋を擦り、身体を起こしながら私は勘案していた。
その少女の名はドロシィという。
同じ山に住む魔法とかいう異形の技を使う異国の人間だ。
私とは何から何まで異なる存在で非常に仲は悪い。いや、私が彼女を一方的に嫌っている。
お気に入りのバンド『SONIC BROTHERS』のライブDVDをBGMに、朝から日課としている功夫に励んでいたのは間違いない。
そこまでの記憶は定かだ。その後、ドロシィが忌々しい笑みを浮かべ、上空から箒で我が家に降り立ったところまで覚えている。
私の記憶はそこから先、見事なまでに曖昧だ。
あいつが関わっていないはずがないではないか。思い出したら急に腹が立ってきた。
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コメント
誰も無料部分にライブの告知をしていないので、いいのかと思ってたら、一人だけちゃんとしてて流石towacoさん。
普通に面白くて続きが気になるんですけどこれ続くの…?w
小説読みました!続きが気になります♪とっても面白くて一気に読んでしまいました。続きがあれば楽しみにしています((*´∀`*))
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