日本語を考えた人はすごいなぁと常日頃から思っているのですが、
その中でも私が個人的にマジヤバイと思い続けてパないのが「慣用句」です。

まぁ色々ありますが、存在していないモノを擬人化してしまいそれを会話の表現として
組み込んでしまったジャパニーズアーキテクトはいったい誰なのか存じ上げませんが、
昔の人の想像力、発想力には脱帽です。

では、改めて、敢えて全部その発想力に背を向け、
全部ありのままの姿で捉えてみたいと思います。

ここまでの文章、まったくもって意味が分からないと思っている皆さんご安心下さい。
もうすぐ分かります。



☆目を配る

怖ーーーーーーー!!!!!!

個人的にめちゃくちゃ好きな表現なのですがたぶん宇宙で一番こわい慣用句です。
これ外国人になんて説明すればいいんでしょうか。プレゼントフォー目?
さらに配ってますからね。欲しいなんて言ってないのに。欲しくねえよ。

正しい意味は「注意してあちこちを見ること」

目をいろんなところに配置して、監視している感じでしょうか。
でも配るって言ってるので誰かにあげてますよね。だから要らねえよ!



☆目もくれない

欲しかったのかよ!!
なんで僕には目くれないんですか!あんなに配ってたじゃないですか!え、先週で終わり!?

正しい意味は「見向きもしないこと」

ある意味、目を配るとは反対の意味なので上の項目とはライバル関係です。
たぶん、開店時間に間に合うように行ったら整理券がとっくになくなってたんでしょう。目の。



☆目がない

怖ーーーーーーーーーーー!!!!!!

正しい意味は「夢中になるほど非常に好きであること」

ていうかもうこの目シリーズ続けてるとカゲプロのパクリって言われそうだからやめよう。