山田とおるの放送では言えない話    (超とっておき)

おおいなる誤解

2013/04/30 11:40 投稿

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プロ野球、今年も2000本安打プレイヤーが多々生まれる。

ラミちゃんがまず達成、まもなく、谷繁(シゲちゃん)、中村のりさん
そして秋にはロッテ井口も日米通産で行きそう。
巨人の谷はあと86本だが、一軍の出番なし、ジャイアンツじゃ無理かも。


特に谷繁はあと5本、GW中にも到達の大記録である。

そんな中、後輩のM君から山田アナの放送に関して
谷繁が怒ってると、電話があった。

山田アナ
『何?、なんだろう?知らない仲じゃないし?』
Mアナ
『激怒してると、本人に言っといてよぉーと、言われました。』
そうなると気がきじゃない。

今年、接触したのは4月4日の巨人対中日の放送前、ドームで取材した。

あっ、あのことか?


たしか放送の中で、
『25年間の選手生活、規定打席到達者で打撃成績最下位が5回ある。
入団の頃はやんちゃもした。等々の話しは言った』覚えはある。

本人が試合中放送を聴くはずがないので
知人、誰かドラゴンズファンがシゲちゃんに言ったのであろう。

山田アナは25年前、谷繁がルーキーの年のOP戦
下関球場のプロ第一号ホームランを中継したことがある。

ゲスト解説で、日本シリーズでご一緒させていただいたこともある。
遠征先の岡山で、ドラに移籍したばかりのシゲちゃんと
新幹線待ちでお茶したことも、ゴルフもオフにやったことも。

彼の人柄はよく知ってるつもりだ。

レギュラーになるまで7年かかり、
当時の大矢監督に日本一捕手の道筋を作ってもらい
大魔神と共に日本シリーズを勝ち取った事も忘れない。

そのしげちゃんが怒ってる?

私は、谷繁の2000本は単なる2000本じゃないよって事を言いたかったから、
あえてバットマンレース最下位が5回をくわえた。

なぜならば、2000本の勲章は大体がチームの中心打者
打つことが当たり前の選手ばかり。

でもしげちゃんの仕事は、自軍の投手が得点をとられないように
するのがメインの仕事、8番という打順は自己犠牲もしいられる。
すべてはチームの勝利のために。

谷繁の2000本はめちゃくちゃ賞賛されるべく2000本なのだ。
単なる2000本安打じゃない。
ノムさん、古田さんの捕手出身選手の記録とはまた違う格別のものがある。


その夜、遠征先の広島に電話した。
22時をまわっていた。

山田アナ
『寝てなかった?今、大丈夫?しげちゃんが激怒してるって電話もらったんだけど?』
谷繁
『今、マッサージ中です。だいたいそんな事だろうと思ってましたが』


大いなる誤解は解けた。


携帯を鳴らした次の日、1本。昨日2本。
あと5本である。

大記録達成の前にもう一度

谷繁の2000本は単なる勲章ではない。

もの凄~い価値ある大勲章である。

野球人は皆、日々勝負の中に生きてるが
しげちゃんは個人勝負、敵チームとの勝負、監督との勝負
色々こなしてきた。

ざっくぅ~ばらんな面も、デリケートな所もある。

いずれ将来、監督として采配をふるう日が来るであろう。



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