Jです。


---------- お知らせ ----------

『Teamゆーたくサイン付きグッズプレゼント』【会員限定】
〜09/30(水) 23:59
http://ch.nicovideo.jp/teamyoutak/event/ev1329

『チョイつく』【会員限定】
次回放送は「09/10(木) 22:30 第2回」です。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv233891702
(※放送枠自体は、22:00から開始です)

『アニつく!』
文化放送「超! A&G+」
次回放送は「09/10(木) 22:00 第32回」です。
(※再放送は、09/11(金) 11:00)
(※配信は、09/17(木) 12:00、「AG-ON」で)

『文化放送A&Gオールスター2015』
11/22(日) パシフィコ横浜国立大ホール
「アニつく!」が出演します。プレオーダー受付中です。
http://cc.eplus.jp/c/tl?i=vt8446X2PTl34eik


---------- 相手に伝えるための言葉 ----------

誰かと会話やメールをしていて、
話が噛み合わないな、と思ったことはありませんか?

ちょっとしたコツがあります。
今回は、そのコツのお話です。

このコツはおさえておいたほうが良いです。
なぜかというと、
実は、多人数で仕事をする場合、
「労力のほとんどをコミュニケーションに使う」
ことになります。
(※「仕事」という言葉を使っていますが、お金をもらってやることには限りません)

なので、
スムーズに意思疎通ができるかどうかは
仕事の仕上がりを大きく左右します。

これからコツを説明していきます。
難しいと感じるかもしれませんが、
安心してください。
ほとんどの人は全くできていないし、やる気もありません。
ちょっと意識するだけでも十分に効果があります。

さて、本編です。

『指示代名詞に注意』
「あれ」「それ」「これ」「そう」「こう」など
相手が違うものを思い浮かべてしまいます。

『略語に注意』
「FF」というと何を思い浮かべますか?
相手が違うものを思い浮かべてしまいます。

『外来語に注意』
「サマリー」「ペンディング」「ディスカッション」など
単語の意味についての理解が異なる可能性が高いです。
また、よく知らないで使ってしまう可能性があります。
日本語で言い換えられないか、確認しましょう。

『専門用語に注意』
他業種の人には全く通じません、同業者であっても
実は固有名詞ぐらいしかきちんと通じていません。

『日本語の構造をハッキリとさせる』
「赤い猫の靴を借りられましたか」
(赤い猫?赤い靴?誰が?誰に?「られ」はどっちの意味?質問?)
構造自体が曖昧だと、曖昧な部分を相手が決めることになります。

『抽象的な言葉に注意』
「先に小麦粉を入れると失敗しやすいから注意してね」
(失敗とはどういう状態? 注意とは何をどうしろという意味?)
抽象的な言葉は、解釈の幅が広いです。
自分の想定と違った解釈をされます。

『別の意味にとられる表現に注意』
「4つ目の写真は良かった」
(他の写真は?)
相手が自由に解釈して付け加えてしまいます。

『相手にしてもらうことを明確にしましょう』
「確認してほしい」「質問に答えてほしい」「何かを知っておいてほしい」など
明確でない場合、相手からすると「だからどうしたの?」状態になります。

『相手に伝えたいところは思いっきり目立つように書きましょう』
人間は、ほとんど聞いていないし読んでいないです。
ちょっとした単語しか拾われないので
重要なことがあれば、とくに強調しましょう。

『余計なことは省く』
余計なものがあると、重要なところが全く伝わらなくなります。

『要件は一つだけ』
一度に伝える内容は一つにしましょう。
二つ以上になると、片方忘れられるか、全部忘れられます。

...色々挙げましたが、
なんとなく傾向があるのを感じられますか?

要するに
「複数の解釈ができる表現に気をつけつつ、
(前提や視点が違う)相手がどう受け取るか考える」
ということです。

大変に奥深く難しい技術ですが、
意識していれば少しずつ上達します。

以上、何かの参考になれば幸いです。