今、警察庁の捜査一課長は女性です。現場では、性犯罪などを扱う女性警察官だけの鑑識チームも立ち上がっています。
これまで男性と比べ女性警察官の採用人数は決して多くありませんでした。
しかし、これからは警察のなかでも女性の比率が高くなっていきます。
これまでどの県警でも女性警察官は、巡査から巡査部長までは男性と同様に昇任してきました。
問題は巡査部長から警部補への昇任が極端に少なくなっているところです。
警部補への昇任が少ないため、警部への昇任も少なくなってしまっています。
警部補は当該地域における担当分野の事件、事故などの責任者となり、警部になると刑事、交通、生活安全など各分野の実質的な責任者になります。
そのため、警部補・警部になると昼夜を問わず対応が必要となることもあり、出産・育児期の女性警察官は昇任を希望しないこともあるのではないか、あるいは警部補への昇任の前提となる管区での幹部学校へ
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