自民党の行革推進本部で検討していた中長期の財政に関する報告を政調会長に提出しました。
財政の長期見通しに関して、現実的な再試算をやること
挙党体制で中長期の財政健全化に取り組むための組織を作ること
財政基礎収支に加え債務残高等ストックの目標設定をすること
社会保障を聖域なく見直すこと
の四点が柱です。
日経新聞には地方公務員の人件費の削減が見出しになっていましたが、優先順位が違います。
地方公務員の人件費に無駄があるから社会保障費の削減はそんなに厳しくやらなくとも、ということになってはいけないという指摘があります。
あくまで歳出改革の柱は社会保障改革です。
尚、これまでの政府の資産では税収弾性値が1.1のように低く設定されていました。現実には3を超えているという指摘もあります。
しかし、税収弾性値を引き上げて、だから大丈夫などというお花畑試算は慎まなければなりません。
現実的かつ保守的な試算が必
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