手元に夕刊が二紙ある。
一つの新聞には「国民年金 納付60%超え」と見出しがあり、もう一つには「国民年金 納付率5年ぶり60%台」とある。
前者は、「(厚労省)では、12年度から悪質な滞納者に対し実施してきた、差し押さえの可能性を知らせる「特別催告状」の送付などの取り組みが一定の効果を上げたとみている。」と書く。
「納付率の向上には、未納率の高い『20-24歳』が同5.0ポイント増の56.3%に上昇したことが影響している。」とも書かれている。国民年金に加入しているこの年齢の被保険者が、特別催告状をもらって保険料を支払ったとでもいうのだろうか。
もう一紙は見出しに比べて記事は少しまともだ。
「年金記録問題への対応が一段落して強制徴収や免除、猶予の勧奨など滞納者対策を強化したことや、景気が上向いていることが要因としている。
ただ、所得が低く納付の全額免除や猶予を受けている人が..606万人いる。
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