現役世代の保険料の負担を軽減したいと考えています。
2021年度の医療保険ごとの保険料の流れをまとめたものです。(日本総合研究所作成)
2021年度に、協会けんぽの保険料収入は9兆9千億円ありましたが、この年度の医療保険の給付額は6兆7千億円でした。
ところがこの年度に、協会けんぽから後期高齢者支援金として2兆2千億円、前期高齢者納付金として1兆6千億円が支出されています。
大企業の健保組合の場合、2021年度の保険料収入は合計して8兆3千億円、医療保険の給付は4兆2千億円でした。
そしてやはり後期高齢者支援金として2兆円、前期高齢者納付金として1兆6千億円が支出されています。
協会けんぽの場合、働く人が納めた健康保険の保険料の約38%が「支援金」として、協会けんぽの外に支出され、健保組合の場合、約43%が「支援金」としてやはり健保組合の外に支出されています。
「保険」というものは、本来
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