TICAD7はこれまでの援助に力点を置いたTICADから、民間の投資に重点を置く方向に大きく舵を切ったといえます。
TICADは開発に重点をおいた会議ですが、今回、新しい取り組みとして、この開催に合わせて、サヘル、アフリカの角、西インド洋の平和と安定に関する特別会合を開催しました。
また、成果文書の横浜宣言の中で、国連安保理改革に関して、エズルウィニ合意及びシルテ宣言に記されているアフリカ共通ポジションを、日本政府として初めて公式に支持する旨の表明をしました。
これまで日本、ドイツ、インド、ブラジルのG4は、新たな常任理事国は十五年間、拒否権を凍結するという立場をとってきましたが、アフリカ共通ポジションは、新たに拡大される常任理事国も、これまでの常任理事国と同様に拒否権を行使できるようにするという立場です。
日本として、アフリカと一緒に安保
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