不定期に連載している(?)おすすめの一冊です。
選挙の応援で、全国を移動している間に、結構、本を読むことができます。
最近、マイブームは、新書の歴史本です。
特に、中公新書の『物語 XXの歴史』シリーズは、持ち運びに便利で、内容も濃いものが多く、おすすめです。
その中でも『物語 アラビアの歴史』(蔀 勇造著)は、イスラム以前のアラビア半島にこんなに面白い歴史があったのかと心を躍らせてくれます。
内容もさることながら、この本のすごいところは、出てくる地名をほぼすべて網羅した地図が、あとからあとから出てくるところです。
旅先で手元に世界地図もないときに、地名がやたら出てくるけれど、添付されている地図をみてもその地名がどこにあるのかわからないのは困ります。
ぜひ、出版社の編集者には、この本を参考にしていただいて、これぐらいしっかりとした地図をつけるようにしていただきたいと思います。
サウジアラビ