あき のコメント

>>60 ひとつ中国のおかしな行動を指摘しましょうか。日本以外の周辺諸国には武力も辞さず強権を振るう。つまり、「自分の領土」と認識している部分には一切の妥協が無い国が中国なのです。ところが、日本の尖閣諸島に関してだけは「棚上げ」などと言い出している。これはどういうことでしょうか?つまり、中国側には強力に自分のものだと主張できる根拠が薄いうえに、どこかで日本の領土であるという認識が残っているからではないでしょうか。そもそも中華人民共和国以前の中国地域(とあえて言わせていただきます)には「海洋」に関しての関心は非常に薄かった。なぜなら彼らは大陸の人間。島々に関しては非常に関心が薄かったことが、台湾島の経緯においてもよく分かると思います。つまり、離れた小さな島に対して「領有」という認識は無かったということです。日本がかつて尖閣諸島領有に際して「無主地」だと認識できたこと、そして戦後アメリカと中国の「裏取引」において「尖閣の領有はどうするのか」の問いに対して関心を示さなかったという経緯。これで分かるかと思います。
そもそも、中国は戦後領有権を主張するまでの間、尖閣諸島に関しては「日本の領土である」という認識でしたしね。
中国が「領有権主張」をはじめた理由は、どこを見ても分かると思いますが、海洋地域に関しては「資源」の存在につきます。資源さえなければこんな貪欲な行動はとりはしないんです。
まあ、それ以前に、「中華人民共和国」には「清」以前の領地を主張する権利は無いんですけどね。あるとしたら、本来の流である「中華民国」つまり台湾です。現在の中国は第二次大戦「後」にアメリカによって認知された国家です。よって、戦勝国でもありません。そもそも戦争時に存在していないのですから。中国4000年の歴史に至っては、途中でモンゴル系国家である「元」の時代に途切れていますしね。なぜか元も中国史扱いになっているのが不思議です。このように、中国は歴史事象をごっちゃにして考えているのが分かるかと思います。
あえて尖閣諸島の領有権を主張する権利があるのは誰か、というならば日本と台湾ということになります。中国ではありません。
これが歴史的観点。いかがでしょうか?

No.67 132ヶ月前

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竹田恒泰チャンネル

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