150508apple_watch.jpg

もう防水対応ってことでいいんじゃない?

Apple Watchの右上にあるデジタルクラウン(竜頭)。そのデジタルクラウンの動きがもし鈍くなったら、流水ですすぐと良いことが判明しました。もう一度言います、「流水ですすぐと良い」んだそうです。

アップルは、Apple Watchを装着して泳ぐことは推奨してませんが、特定の部品を清掃するのに蛇口から流れる水で洗浄することを推奨しているんです。埃や化粧水などのゴミがつまってデジタルクラウンが止まったりスムーズに動かなくなったケースへの対処方法について、先週公開されたアップルのサポートドキュメントには下記のように記載されています。

1. Apple Watchの電源を切り、充電器から外す。
2. レザーバンドの場合にはバンドをAppleWatchから外す。
3. 10−15秒、蛇口から出る新鮮なぬるま湯にあてる。
4. デジタルクラウンを押したり回したりしてクラウンと本体の間に水が入るようにする。
5. 柔らかく、埃を防止する布でApple Watchを拭き、乾かす。

Apple WatchはIPX7、(IPX8に次ぐ2番目)の耐水評価のため、公式には完全防水ではないとされています。アップルの公式ページでも、「エクササイズ中、雨の中、手を洗う時にApple Watchを着用および使用できますが、Apple Watchを水に浸すことは推奨しません。」と記載されていますが、実際にはアップルが伝えているよりも耐水がしっかりしているのかもしれません。

ユーザーのテストによると、Apple Watchは15分間水の中に浸しても問題ありませんでした。しかも、そもそもApple WatchがクリアしているIPX7という規格は、IEC規格60529が定める耐水性能の中で2番目の高水準であり、水深3フィート(1m)に30分浸かっていて問題ないことを満たしているんです。

それでも水中で使うことを保証しないなんて、水中での使用はあくまでも自己責任であり故障してもサポートは行わないという意味なのかもしれませんね。

なお、アップルはApple Watchの部品の洗浄に、リンクブレスレットのApple WatchやApple Watch Editionに付属する布のような、防塵の布で拭くことを勧めています。また、石鹸で洗ったり、エアダスターのようなものを使った洗浄は勧めていませんのでご注意を。


source: 9to5mac via Apple

(前田真希子)

※本記事は、ギズモード[日本版]より転載したものです。

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2015/05/apple-watch.html