頭上にご注意。
本日から明日までの間に、制御を失ったロシアの補給線の部品が地表に落下してくる可能性があることがわかりました。宇宙情報サイトのsorae.jpが報じています。
この補給線は、4月28日に打ち上げられたもの。しかし、打ち上げ後に問題が発生し、制御を失いました。問題の原因は、まだわかっていません。
船体はほぼ大気圏で燃え尽きると見られていますが、一部が燃え尽きずに落ちてくるかもしれないということです。通常は海に落ちるよう調整しますが、本機は制御を失っているためどこに落ちるか分かりません。
落下の予測時刻は、5月8日~5月9日の間と見られています。落下範囲は、北緯51.6度から南緯51.6度の間というアバウトすぎる予測しかありません。
当のロシアがほとんど入っていないのが、なにか釈然としない気もします。何かあったら、賠償してもらえるのでしょうか。
ちょっとしたコロニー落としみたいな事態になっていますが、そこまでの大ごとにはならないはずです。ほとんどの部品は、燃え尽きると見られていますからね。
それに、自分の頭に直撃するなんて可能性は、宝くじの一等どころではない低確率のはずです。...が、念のため今日~明日にかけては、頭上に注意しておいたほうが良いかもしれません。
宇宙開発は夢のある事業ですが、やはり危険も隣り合わせですね。けが人などが出ないよう、願うばかりです。あと、自分の頭に落ちてこないようにも祈っています。
制御不能のプログレス補給船、8日前後に大気圏再突入―地表に部品落下の可能性も[sorae.jp]
※備考
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