Googleアカウントは、これで安心安全。
パソコンのウェブブラウザ『Google Chome』(グーグルクローム)で使える拡張機能、『パスワード アラート』が便利だったのでご紹介いたします。インストールは、以下のページから。
この拡張機能は、被害が多いフィッシング詐欺からブラウザを守ってくれるというもの。フィッシング詐欺とは、Googleやアップルなどの有名なサービスに似せて作られたニセのサイトで、IDとパスワードを盗む手口です。
偽物のサイトにはIDとパスワードの入力欄があり、入力するとパスワードが流出、かんたんにアカウントを乗っ取れるようになります。偽サイトへは、「パスワードを再設定してください」などと対象サービスを騙る(かたる)メールで誘導するパターンが有名。
そんなフィッシング詐欺から、Googleアカウントを守ってくれるのが『パスワード アラート』となります。一体どのように守ってくれるのか、簡単にご紹介いたしましょう。
「使い回し」禁止でフィッシングを防ぐ
本拡張機能をインストールすると、Googleアカウントと同じパスワードを他のサービスで入力した時に警告画面が表示されるようになります。
例えば、Googleアカウントのパスワードが「ABCD1234」だった場合に、Yahoo!アカウントやツイッターで「ABCD1234」と入力すると警告画面が出るようになっています。
もちろん、Googleのサービスの場合、警告画面は出ません。もしパスワードを入力している画面がGoogleそっくりなフィッシング詐欺サイトだったとしても、警告が表示された時点で偽物のサイトであると気がつけるわけです。
また、フィッシングサイトでなくても、パスワードの使い回しは危険です。警告を無視して同じパスワードを使い続けることもできますが、各サービスで違うパスワードを使うべきでしょう。
現在は『グーグルクローム』でしか使えませんが、他のブラウザでも使えるようになってほしいところ。また、Googleアカウント以外でも、他のサイトで同じパスワードを入力しようとしたら警告を出してほしいですね。
さらに細かい機能などについては、以下の公式ヘルプをご覧ください。
導入手順
では最後に、導入手順を簡単にご紹介いたします。前述のとおり、『グーグルクローム』でしか使えませんので、ご注意ください。
まずは拡張機能の配布ページを開き、右上の「Chromeに追加」をクリックします。
インストールが完了すると画面右上に以下のような表示が出ますので、「ログイン」をクリック。
Googleアカウントのログイン画面が出ますので、普通にログインします。以下の様な表示が出れば、導入完了。
古い手法ながらもいつまでもなくならないフィッシング詐欺は、いつ自分が被害者になるかわかりません。『グーグルクローム』ユーザーであれば、ぜひ導入するべきだと思いました。
パスワードアラート[Chrome ウェブストア via Engadget Japanese]
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