まだ検討段階とのことですが、実現したら嬉しいぞ。
タクシー代などの経費に関する領収書の保管義務について、「スマホやデジカメで撮影した画像データさえ保管すれば、原本の廃棄を認める」方向で財務省が検討に入っていることが日経新聞などで報じられ、ビジネスパーソンの間で話題になっています。
詳細はまだ決まっていないようですが、2016年度中にも省令改正される見通しとのことで、日々領収書の束に悩まされている人にとってはまさに朗報。
そこで、このニュースをちょっと先取りして、「スマホカメラを用いたスキャナーアプリ」をまとめてみました。歪み補正や色調を見やすくしてくれたりと、標準カメラにはない機能がいろいろあります。
カメラ感覚で使えるスキャナーアプリ3選
さっそく、撮影した書類の歪みを直したり、コントラストを調整して読みやすくするといった加工ができるスキャナーアプリを3つご紹介しましょう。対応するOSや操作性の好みでご自分に合った1本を選んでみてくださいね。
DocScan
折り目のついた紙でもまっすぐに修正できる強力な歪み補正機能が特徴の「DocScan」。iOS対応で有料版と無料版があります。
Scan Master
Android対応の「Scan Master」は、撮影データをPDF形式で保存できるアプリ。タグをつけてデータ管理ができるので、領収書用のタグを用意しておけば探すのも簡単になります。
CamScanner スキャンPDF作成
こちらもPDF形式で保存できる「CamScanner」。Android、iOS両対応の有料アプリですが、auスマートパスのラインアップにも含まれているようです。
超定番メモアプリGoogle KeepやEvernoteを使う
スキャンアプリというわけではありませんが、スマホで雑多なメモを取るのにGoogle KeepやEvernoteを活用している人なら、領収書のデジタル化にもこれらの定番メモアプリをそのまま使っても良いかも。
これら2つのメモアプリの特徴を簡単にまとめると、「シンプルなGoogle keep」と「多機能なEvernote」といったところ。使い勝手の比較は以下の過去記事をどうぞ。
まだ制度見直しが実現したわけではないので、ここで紹介したアプリがそのまま活用できるかは未知数ですが、仕事上の書類を電子化するきっかけとして参考にしていただければ幸いです。
領収書はスマホ撮影で 原本廃棄可能に、財務省検討 [日本経済新聞]