「Bとスペースキーを同時押しすると確認なしで相手をブロックする問題」 他にも「Fキーを単独で押すと無断でfavる」などの問題が発覚したため説明と対策を1枚の画像にまとめました。画像の無断転載OK!無益な人間関係の破壊を防いで下さい! pic.twitter.com/llAqS5VjLR-- CDB (@C4Dbeginner) 2015, 4月 16
これは気をつけないといけませんね...。
Twitter(ツイッター)では昔から、「友達を知らないうちにブロックしてしまう不具合がある」といううわさがありました。しかし、それはもしかすると、ショートカットの誤操作によるものだったのかもしれません。
ツイッターユーザーの@C4Dbeginnerさんによると、「B」と「スペース」キーを同時押しするだけで表示中のユーザーをブロックしてしまうとのこと。この問題は、パソコンのブラウザ版で発生します。
私も試してみましたが、確かに「ブロック」できてしまいました。「B」を押すと「ブロック」するかの選択肢が表示されるのですが、初期カーソルが「ブロック」実行に合っているため、スペースで確定されてしまいます。
ただし、「スペース」キーを「B」キーより少しでも早く押した場合は、「ブロック」の選択画面が出るだけなのでセーフ。この微妙な差が、本件の発覚を遅くしていた原因のなのかもしれません。
「ブロック」機能には、相手から自分へのフォローも強制的に解除させるという特徴があります。そのため、一度この誤操作を実行してしまうと、人間関係的にも操作的にも面倒なことに。
また、「ブロック」を実行しても、画面上部に小さな表示が出るだけです。間違えて「ブロック」してしまい、そのまま気付かないというケースも多いでしょう。
「勝手にお気に入り」の問題も
また、「ブロック」ほど深刻な問題ではありませんが、より誤操作が多そうな機能もあります。それは、キーボードの「F」を押した瞬間に、問答無用で表示しているツイートを「お気に入り」してしまうというもの。
「F」キーを押すだけで「お気に入り」してしまう
こちらは「する・しない」の選択肢も出なければ、「お気に入りに追加しました」的なメッセージも出ません。ただお気に入りの星が、黄色くなるだけです。
あとで「お気に入り」を見返した時、「こんなツイートお気に入りした記憶ないんだけどな...」ということがありましたが、これが原因だったんですね。ようやく謎が解けました。
その他キーボードショートカット一覧
このように、特定のキーで機能を操作することを、「キーボードショートカット」と言います。ブラウザ版ツイッターのキーボードショートカットは、「Shift」キーと「?」キーを同時押しすることで一覧が見られます。
「U」キーでミュート(フォローしたままその人のツイートを非表示にする)も、注意が必要ですね。気付かないうちに、ミュートしてしまっている人がいるかもしれません。
ブロック・ミュートしたユーザーの確認
最後に、知らないうちに「ブロック」や、「ミュート」してしまったユーザーがいないかを確認する方法をご紹介いたしましょう。ブラウザでツイッターを開き、「設定」を開いてください。
左下の方に、「ミュートしているアカウント」「ブロックしたアカウント」という項目がありますので、こちらから確認できます。念のため、皆さんも一度確認してみてください。
長年謎だった、「勝手にブロック」「勝手にお気に入り」現象。もしかすると不具合ではなく、誤操作によるものだったのかもしれません。
とはいえ、こんなに誤操作しやすい仕組みにしたのもまた、ツイッター自身ですからね...。キーボードショートカットを無効にできるような設定が、欲しいところです。
@C4Dbeginner[Twitter]