最近の携帯機器では、端末の傾きや動きを利用した操作やアクションをよく見かけるようになりましたね。
例えばApple Watch(動画紹介記事)は文字盤の向きによって画面の表示・非表示が自動的に切り替わりますし、ゲーム機でもWiiリモコンなどが動きや傾きでの操作に対応しています。今朝はこうした「傾きセンサー」類について見ていきましょう。
「加速度センサー」と「地磁気センサー」
スマホにおいて一般的なのは、「加速度センサー」「地磁気センサー(ジャイロスコープ)」の組み合わせによって傾きセンサーとして機能させる方法。
ここでは専門的な説明は省きますが、加速度センサーは端末がどの方向へ、どのくらいの速度で動いたかを「加速度」として計測し、スマホはこのセンサーからの情報をもとに画面の縦横表示切り替えなどを行っています。一方の地磁気センサーは、方位を示すコンパスとしても利用されています。
こうしたセンサー類はGPSなどとも併用されることで、ランニングの距離を記録したり、パノラマ写真を撮影するときのカメラの動きを測るなど多くの場面で役に立っているんですよ。また、最新のiPhone 6シリーズでは気圧計という新たなセンサーも追加されました。
スマホ等を振ったり動かして操作するのにもすっかり慣れてしまいましたが、目に見えないところでいろんなセンサーが働いているんですねー。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
Photo by Thinkstock/Getty Images
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