予想外以上に詳しく出てきたり、まだ対応していなかったり...。
Googleの検索が、口語のような「自然言語」を理解して質問に答えてくれるようになりました。公式ブログにて告知されています。
今までは「○○とは」や「○○の由来」などで検索すると、Wikipediaや関連性の高いページを表示していました。それが今回の更新からは、質問に直接回答してくれるようになったのです。
公式動画が用意されていますので、実際にご覧ください。
動画ではスマホのアプリで音声入力を使っていますが、普通にパソコンのブラウザで検索しても同じように新しい検索結果が出ます。というわけで、実際にどこまで理解してくれるのか試してみました。
「○○とは」「○○の由来」
まずは公式ブログでも言われている、基本的な文体「○○とは」と「○○の由来」から。ちょっと難し目の言葉を聞いてみましょう。
まずは、私自身も良く理解していない、「相対性理論とは」で検索してみます。
おお、何言ってるんだかさっぱり分かりませんが、ちゃんと答えてくれました。これはすごい。
では次、みんな大好きイカの「あたりめの由来」を聞いてみました
バッチリです! すばらしいですね。
いろんな単位
続いて、動画内にも出てきた、カロリーについて。あんまり調べる人がいなさそうな、「醤油のカロリー」、分かりますかGoogle先生。
完膚なきまでに、詳しい解説が出てきました。メニューで種類と分量まで選べるおまけつき。
では、カロリー以外の単位も、聞いてみましょう。「東京から大阪までの距離」、いかがですか。
さすが、地図は得意分野でしたね。
じゃあこれでどうだ、「織田信長の享年」!
西洋の画家に描かせたという、リアルな肖像画付きで教えてくれました。これには楽市楽座も大盛況。
まだまだ完璧ではない
と、いろんな質問に答えてくれるのですが、やはりまだ始まったばかりなだけあって答えてもらえない場合も多いです。例えば、「自転の速度」とか、「Googleの従業員数」などはダメでした。
また、「日本の平均寿命」ならグラフ付きで詳しく教えてくれるのですが、「日本人の平均寿命」ではダメだったりと聞き方の限定もまだ多い様子。
とはいえ、Googleのことですから、どんどん改善されていくでしょう。今後の発展に期待したいですね。
質問を理解して、答えを見つける Google 検索[Google Japan Blog via Engadget]