今週の「おは用語」では、性能や機能の多さ、そして世代別に使いやすいように工夫された端末のシリーズについて紹介してきました。
「キッズ向け」「シニア向け」といった特定の世代をターゲットにした製品はスマホブーム以前からありましたが、最近は格安スマホが注目されたことで高機能な「ハイエンド機」以外の普及価格帯モデルにもスポットが当たってきたという印象ですね。
こんなにある、キッズやシニアに特化したスマホ
スマホへの移行を迷っているシニア世代に向けて、大手キャリア各社からは「かんたん」「らくらく」をキャッチフレーズとしたスマホ端末が相次いでリリースされています。これらの特徴はタッチしやすいように大きなパネル状になったアイコンや、よく使う機能へのショートカットボタンなど。
一方のキッズ向けスマホ端末は、防犯ブザーの装備や使いすぎ ・有害サイトのブロック等を行う「ペアレンタルコントロール」に重きが置かれています。デジタルネイティブな世代を対象とするだけに、使い勝手はそのままでも「犯罪やネットのトラブルから子どもを守る」ことがテーマといえそう。
ユーザーの関心は高機能端末からお手頃スマホに
月々の料金を低く抑える「格安スマホ」が話題になるにつれ、高性能・多機能で価格も高いハイエンド機ではなく、より低価格な製品も注目されるようになってきました。
低スペック・普及価格帯のモデルは、ハイエンドに対して「ローエンド(あるいはエントリーモデル・エコノミーモデル)」と呼ばれ、それらの中間に位置するバランスのモデルはミドルレンジと呼ばれることもあります。
また、今週のおは用語では先週に引き続き「これから登場しそうな新技術」も紹介しました。
アップルの新型ノートパソコンに採用された感圧式トラックパッドの技術は次期iPhoneへの搭載を予感させますし、離れた場所に無線で電気を送るテクノロジーは未来の世界を一変させてしまうかもしれませんね。
それでは来週も一週間、スマートに!
ナビゲーター: 田崎礼奈(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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