今回は、不定期で使い方をご指南している画像編集アプリの決定版!
Snapseedの使い方、CROP機能のご紹介です。
表紙はクロップ済みの画像です。クロップとは切り取るという意味。この機能を使って、四角い画像を好きなサイズに切り取ることができます。
プリセットで決まっている画角を選択するか、フリーサイズにすることもできます。おすすめの使い方は、切り取りたい構図であれば、まずはじめにクロップで必要のない部分を切り取ってしまうことです。
そしてここがキモですが、写真を撮る時はクロップ前提でユルめの画角で撮影することをオススメします。
理由はいくつかありますが、追々、後述します。
よく、被写体が画面の真ん中にある写真のことを日ノ丸写真と呼んで、あまり創意工夫のない写真と写真の学校などでは教えられたりします。
要は免許証やパスポートの証明写真のようなもので、被写体であれば、その人物を白日の下に晒すという意味では、とても情報性の高い写真と云えます。
アメリカでも、よく犯罪者が正面と横向きの写真の2枚を撮影された写真を映画やネットやどこかで見たことがあると思います。
ああいった写真もマグショットと呼んで、アメリカの写真学校でも日本と同じく芸のない写真とされ忌み嫌われます。
それを逆手にとって欧米のファインアートの写真や広告写真の世界では、敢えて、ああした手法の写真を撮る作家もいます。今や何でもアリの時代ではあるのです。
では、クロップ機能を立ち上げて使ってみましょう。使い方はとても簡単です。
日ノ丸写真のよいところを考えてみましょう。
まず身近なところで見覚えがあるのは、SNSなどのアイコンです。顔であったり、何かのサインであったり、キャラであったり、大概、1:1の真四角写真ですよね。
正方形の画像の中に正面なり横打ちの上半身を収めるのは、要するにマグショットです。現代は、ご法度と云われる撮り方もいつの間にか浸透しています。
この元画像を見ると元々、ユルめに撮影していることが分かります。切り取りのひと手間はかかりますが、撮りたいものがフレームアウトすることも防げるのでセーフティゾーンと考えておくとよいです。
こうした画像に仕上げる時にどう撮ればよいのか? 私は、日々の写真をインスタグラムにアップして、Twitterとfacebookにフィードしています。ですので、撮影画面を1:1の真四角画面で撮っています。
そうすることで、トリミングで左右をカットする手間や構図が変わってしまう煩わしさから解放されます。横長の画面に慣れてしまうと真四角写真が撮りずらいと感じる向きもあるかもしれません。
でも写真は、真四角の方が、奥が深いというか、昔ながらの構図の縛りから解き放ってくれて、よいなと自分は感じています。
いかがでしたか?
この機能を使って画面をトリミングすることで、意図したものへ目線を移動させたり、このようにアイコンのような画像を作ることができます。
真四角は、ちょっととっつきにくいかもしれませんが、インスタグラムがあれだけ人気がある背景には真四角の画面の魅力が理由の一つに違いありません。
Have a nice shot!
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