バラク・オバマさんがこのスマホに「イイネ!」と言いそうです。
BlackBerry(ブラックベリー)より、新機種「ザ・スライダー」が発表されました。ツイッターの公式アカウントにて、画像が公開されています。
ブラックベリーは、アンドロイドスマホの機種の一つではありません。OS(基本ソフト)の名前であり、「iOS」や「Android」のように「BlackBerry」という種類のスマホがあります。
昔は日本でもドコモが扱っていましたが、気づいたら消えていました。まあ、アンドロイドの登場後は世界的にも数パーセントのシェアという状態ですので、仕方ありません。
そんなブラックベリーが再浮上を賭けて、今回の新機種を発表したわけですね。
「ザ・スライダー」とは
この新機種は、スペインのバルセロナで開催されている電話関連商品の展示会、「MWC」(モバイル・ワールド・コングレス)で発表されたもの。写真をよく見ると、名前の通りスライド式のキーボードが着いています。
もともと「ブラックベリー」は、キーボードが着いていることを特徴としたスマホです。過去の機種には、他にもいろいろな形状のものがありました。
2010年7月発売「BlackBerry Bold 9700」(画像はWikipediaより)
今回の発表では、まだ詳しいスペックなどについては触れられませんでした。続報に期待です。
オバマ氏の愛用機
苦戦が続いている「ブラックベリー」ですが、米大統領のオバマ氏が愛用している機種だったりします。
というのも、ブラックベリーは、極めてセキュリティーが堅いことで知られているため。盗聴されるとまずい立場にあるオバマ氏は、他のスマホを使うことが許されないというのが現状です。
きっとオバマ氏も今回の発表には、テンションが上ったことでしょう。使いやすい機種だといいですね。
一方その頃プーチンは
さて、上記の各国首脳が使っている端末まとめにもありますように、ロシアのプーチン大統領は携帯電話そのものを持っていません。ブラックベリーどころか、通話機能のあるモバイル機自体を持たない徹底ぶりです。
今回の発表でテンションが上がっていると思われるオバマ氏を尻目に、今頃銃でも撃っているんでしょうね。ヒュー!
@BlackBerry[Twitter via ギズモード]