加賀市にDMM御殿が建つ日も近そうです。
デジタルコンテンツ配信などを行うDMMが行っている石川県加賀市への「DMMふるさと納税」が、約半月（16日間）で5300万円を突破しました。プレスリリースにて告知されています。
去年1年間における石川県のふるさと納税額が9200万円ですので、その半分以上をDMM1社と加賀市が半月だけで集めたことになります。異常としか言いようがありません。
ちなみに「ふるさと納税」とは、全国の好きな地方自治体へ寄付をして、その年分の確定申告で寄付金控除をすると、翌年支払うはずの自分の住民税がほぼ同額減少する制度です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
もともとは生まれ故郷に納税をできるという制度でしたが、最近はふるさと納税に特典がつく自治体も出てきました。おかげでふるさと納税を集めようと、各自治体で特典合戦が加熱しています。
では、5200万円を集めた加賀市が行う「DMMふるさと納税」は、一体どんなすごい特典がつくのでしょうか。簡単にご紹介いたしましょう。
DMMポイント50％
その特典とは、DMMポイントが寄付額の50％還元されるというもの。1ポイント1円ですので、そのまま半分返ってくるというわけです。
ふるさと納税のシステム上2000円は差し引かれますが、あとの半分がまるまる還ってくるというのは破格です。還元率で言えば、トップに近いのではないでしょうか。
もちろんDMMポイントですので、DMM内のサービスでしか使えません。とはいえ、DMMは事業をかなり手広く展開しており、いろいろなものに使えますよ。
例えば映画をよく見る方でしたら、オンラインでレンタルができます。「ネットで借りて自宅に届き、ポストに返却」ってやつです。
DMMのDVD・ブルーレイレンタル
その他にも動画（アニメ・ドラマなど）、通販、電子書籍など、DMMで提供されているほぼすべてのサービスに利用できます。利用したいサービスが有るなら、「DMMふるさと納税」は十分に有用でしょう。
しかし、本当に今のDMMは、いろいろな事業を展開していますね。トップページを見ると、サービスの多さに驚かされます。「肉会」ってなんですかね？
みんなのDMMポイントの使い道は
さて、では「DMMふるさと納税」を利用した人たちは、主にどのサービスにポイントを使っているのでしょうか。これはあくまで予想なのですが、あえてここまで話題に出すのを避けてきたオンラインゲームに使っている人が多いのではないかと思われます。
というのも、現在DMMは「艦隊これくしょん」と「刀剣乱舞」という2つのオンラインゲームが、かなり、かーなーり、絶好調なのです。多くのプレイヤーが、ゲームの課金用に「ふるさと納税」を使ったのかもしれません。
とはいえ、この2つのゲームは課金要素の少ない、珍しいゲームです。実際にそれほど多くの還元ポイントがオンラインゲームに流れたのかは、なんとも言えません。
あと、「艦隊これくしょん」には、「加賀」という人気も強さもトップクラスのキャラが出てきます。それもこれだけの額が集まった理由の一つかもしれませんし、関係ないかもしれません。
とにかく、現在DMMとオンライゲームは、切っても切れない関係にあるわけです。どれほどの額が流れたのか、気になりますね。
それ以外に多くの額が使われたところとして有力なのは、やっぱりDMMですので、そういうアレに使われたのかもしれません。そう、アレです。おっと、これ以上は私の口からは...お察しください。
破格の寄付が集まった「DMMふるさと納税」ですが、やはりその特典は豪華なものでした。みなさんもDMMを使われるのでしたら、利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、「DMMふるさと納税」をさっき利用しました（実話）。
・【DMMふるさと納税】の2月の寄附金が5,300万円を突破！～DMM発祥地の加賀市の自治体発展に、50%還元のDMMマネーで貢献～[プレスリリース]
・DMMふるさと納税公式ページ
[via ITmediaニュース]
