これからのカメラの主流は、このカタチ?
皆さん、「レンズスタイルカメラ」という商品をご存じでしょうか。ソニーが開発した全く新しいカメラで、一眼レフカメラのレンズのみを切り離したものです。スマホに固定し、無線接続で連動させて使います。
普通の一眼レフカメラに比べ、写真をスマホに転送する手間が省ける、レンズのみなのでかさばらない、少し安く済む、といったメリットがあります。カメラ本体の機能をスマホに任せることで、全体のスリム化を実現した商品というわけですね。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
とても独創的なため売れ行きが注目されていた本商品ですが、だんだんとよく似たコンセプトの商品がリリースされ始めました。簡単にご紹介いたしましょう。
オリンパス「OLYMPUS AIR」
まずは、オリンパスの発表した「OLYMPUS AIR」(オリンパス エアー)。こちらも、一眼レフの画質が手軽に撮れるのが特徴。
機能や使い方は似ており、スマホに固定して使います。アプリで写真を調整できる点も同じ。
ただし、オリンパスはソニーと業務提携をしているため、協業に近い商品と言えるかもしれません。ある程度、アイディアを提供して作られた商品なのかも。
発売日は2015年3月6日で、価格は本体が3万6504円、レンズキットが5万3784円となっています。
OPPO O-lens
さらに今回、中国のOPPOからも似た商品がリリースされました。商品名は、「OPPO O-lens」。
光学10倍ズームと、「OLYMPUS AIR」と同じく1600万画素のレンズを搭載しています。価格は1499人民元(約2万8000円)と少し安め。
機能や見た目からして、かなり上記2商品を意識して作られたものと思われる本商品。中国でも、「レンズスタイルカメラ」の需要が出てきているのかもしれません。
最初は「イロモノ」扱いされていた「レンズスタイルカメラ」ですが、だんだんとその良さが認められてきているのでしょうか。果たして次に出てくるのは、ソニーの新商品か、もしくは他社からか。楽しみですね。
ILCE-QX1[ソニー]
OLYMPUS AIR[OLYMPUS]
OPPO O-lens[OPPO]
[via 週アスPLUS]