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光の画家が作ったレンブラント・ライトって? 街灯が生み出す影を楽しめ!

2015/02/14 17:00 投稿

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23_1.jpg Model: わかな


夜カフェしながら、パシャ♪ 夜の室内でも天井からの光でそこそこ撮れてしまいます。夜の室内の電気の光は、昼間の太陽光に比べると驚くほど暗いのです。でもスマホのライトを点けてはなりません!このように地灯りだけで自然な感じに写すことが可能です。

23_2.jpg

うっすらとベールをまとっている感じのフラットな光の印象です。これに強めのライトを当てたりして、抑揚をつけて立体感を出してゆくがライティングです。カフェを出て、夜の街灯の下、散歩しながら、面白い光を見つけました。


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マンションのどこにでもあるガイド用の街灯です。この真下にわかなさんに立っていただきました。ライトって、下から照らすと幽霊ライトといって、人を怖がらせるような薄気味悪い感じになりますが、真上から照らしてもある意味、逆幽霊ライトな不思議でミステリアスな感じにはなります。


23_4.jpg


人物画家の巨匠レンブラントが提唱したのかどうかは定かではありませんが、一般的に45度の角度で斜め正面から照らされたライトをメインライトにするというのがいわゆるレンブラント・ライトです。
なのですが、映画「ゴッドファーザー」に出てくる有名なシーンでマーロン・ブランドの真上からの照明で目が影になって見えないままストーリーが進行するミステリアスなシークエンスもまたレンブラント・ライトと云われています。実際、レンブラントの絵画を見るとそのような照明もあり、斜め正面から当たっているばかりではありません。


23_5.jpg


光がどこからどのように当たっているか?ということよりもどのような影ができているのか? その影の部分がどのようなニュアンスを醸し出してゆくのか?ということに意識を変えてゆくと、このちょっと変わった逆幽霊ライトの面白みさや醍醐味を感じられてくるのではないでしょうか?
云ってしまえば、レンブラント・シャドウ(影)です。あとは、みなさんのアレンジの仕方一つできっとユニークな作品が出来上がります。是非!お試しあれ!

次週もお楽しみに!
Have A Nice Shot!

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