株式会社ネオマーケティングは、全国の20歳~69歳の男女1,000人に「野菜不足」をテーマにした意識調査を行い、結果を公表しました。
ふだんから「野菜摂取できていると思っている人」は84.2%という高い水準を示していますが、実態は驚くべきものでした。
1日の野菜摂取目標は350g以上!
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」が目標としている1日の野菜の摂取目標は350g以上です。
しかし、冒頭の「野菜摂取できていると思っている人 84.2%」でこの目標を達成できていたのは、なんと、わずか14.0%。カン違いしていた人の野菜の平均摂取量は190.12gと目標を大きく下回っていました。
ちなみに、厚生労働省が発表した平成25年度の国民健康・栄養調査によると、成人1日の野菜摂取量の平均値は272.85gで、こちらも目標の350gを下回っています。
居住地別に見ると
居住地別で、1日の平均野菜摂取量を比べてみると、北海道・東北地方の「187.36g」が最も少なく、次いで九州・沖縄地方の「192.21g」、関東地方の「195.44g」となっています。
フードコーディネーターはこう見る
「食と健康アドバイザー」の南恵子氏は、この結果を次のように分析しています。
自分では食べている「つもり」でも意外と野菜の摂取量は足りていないこと、また「冬は野菜不足になりやすい」という認識があるかないかで、日々の食事作りも違ってきます。より多くの方に、このことを知っていただいて、健康のためにできるだけ野菜の摂取を意識していただきたいと思います。
日々の食事に積極的に野菜を取り入れましょう。
【リンク】
プレスリリース http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000003149.html
アイリサーチ http://www.i-research.jp/