さあ皆さん、寒さに負けず今日も「おは用語」しますよーっ！
iPhoneやiPadなどのアップル製品で独特な使い方をされる用語を扱っている今週の「おは用語」、今朝は『Touch ID』という言葉について解説しましょう。
iOS端末の指紋認証＝Touch ID
Touch ID はiOS端末のホームボタンが備えている「指紋認証」の仕組みを意味するアップル用語で、画面ロックの解除やiTunes Storeでアプリ等を購入する際のユーザー認証として利用されています。
個人によって異なるパターンを持つ指紋による認証は、 人間のからだの特徴を使った「生体認証（バイオメトリクス認証）」のなかで特に普及している方式のひとつ。指紋認証を含めた生体認証について詳しいことは、上の解説記事でチェックしてみてくださいね。
Touch IDは「清潔で乾いた状態」がグッド
アップルの説明によれば、Touch ID は継続して指紋認識を学習していくので、使っているうちに指紋の認識率は上がっていくのだそう。でも、センサーが汚れているなどの悪条件では認識精度が落ちてしまいます。
iPhoneのサポートページにある「iPhone での Touch ID の使い方」には、指紋登録時のステップの一番最初が「ホームボタンと指が清潔で乾いていることを確認します」からスタートするなど、Touch IDのセンサーを清潔に保つ方法や理由がいくつか書かれています。
目立ったものを引用すると、
Touch ID センサーのクリーニング
Touch ID センサーがきれいだと、簡単に指紋を読み取ることができます。必要に応じて、清潔で糸くずの出ない柔らかい布でホームボタンの埃や汚れを拭き取ります。
水分、油分、ローション、汗、切り傷、乾燥肌などが指紋の認識に影響することがあります。運動をする、シャワーを浴びる、泳ぐ、料理をするなどの活動、または指紋に関係する変化によって、一時的に指紋の認識がうまくいかない場合があります。
といったところ。もっとも、Touch IDのセンサー部に限らず、スマートフォン本体は菌だらけなんて話もありますし、常に清潔にしておくに越したことはないはずですよね。
今朝のまとめ
今朝の話題をまとめると、
・iOS端末が持つ指紋認証の仕組みを「Touch ID」と呼ぶ
・「Touch ID」をスムーズに動作させるためには、センサー部を清潔にしておくのがポイント
ということなのですね。パスコードが不要になる便利機能も、スマートフォンを清潔にしておくことで、その実力を存分に発揮出来るというわけです。やっぱり日頃から清潔感を意識しておくのは大事っていうことなんですよ〜（熱弁）！
それでは今日も一日、スマートに！ いってらっしゃい！
ナビゲーター： 佐藤遥（notall）[公式プロフィール／Twitter]
Photo by Thinkstock/Getty Images
参考：iPhone での Touch ID の使い方、iPhone および iPad の Touch ID のセキュリティについて [Apple]
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