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謹賀新年・今年も馬は走るだろう

2015/01/11 06:00 投稿

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20150111_uma_top.jpg 新年あけましておめでとうございます。昨年中は私めのつたない予想で多くの方にご迷惑をおかけしまして誠にすみませんでした。有馬の予想により未だに何人かの友人・知人とは音信不通になっておりますが、もしここを見ていたら御一報いただけると幸いです。さくら水産でも日高屋でも何でもご馳走しますんで。

 有馬当日は正午に京成東中山駅に到着。駅前のコンビニで缶ビールとワンカップを数本ずつ買い込み、20分ほど歩いて中山競馬場入り。近年稀に見る豪華メンバーが揃ったグランプリレースを生観戦しようと年末の糞忙しい時期に集まった11万人を超す観客の熱気と師走特有の異様とも言える中山の雰囲気はまさに世紀末のそれであった。

 午後からの平場レースを"ガソリン"入れながら軽く張り、有馬直前のホープフルSで馬連93倍とワイド30倍をがっつり取って、財布が大きく膨らむ。有馬前にそうなったのが吉なのか、凶なのか、当然予定していた有馬への投資額は大きく上乗せすることと相成った。前稿でも伝えた通り、本命に推したのは7番人気のラストインパクト。若手ジョッキーゆえのノーマーク・菱田がどちらに転ぶか、まさに一か八かの勝負であったが、直線で内に詰まった人馬の姿を見て「そっちに転んだか」といさぎよく諦めがついた。ただ、こういうことを言うのはカッコが付かないが、もし、万が一、あの直線で前が数センチ開いていたら勝ったジェンティルドンナと良い勝負になったのではないかと、今でも脳裏でもう一つの有馬記念がグルグルと走っている。

 レース後はほとんど記憶にないが、同行者曰く「呂律が回っていなかった」というから危険な状態だったんだろう。同行者に肩を支えられて、おけら街道をとぼとぼ歩き、帰路に着く。眠ったのか、気を失ったのか、翌日は早朝5時に目が覚め、コンビニに行き、新聞と栄養剤を購入。無論、新聞は競馬新聞。東京大賞典の頁を開き、頭の中で年を越すためのソロバンを弾く。そして朝10時半に錦糸町から無料送迎バスで大井競馬場へ。

 後日、レース後の様子について同行者は「さらに呂律が回っていなかった」と教えてくれたのであった。

 さて今週は変則3日間開催。日曜のシンザン記念は人気を集めようが、C・デムーロが手綱を握る外国馬ダッシングブレイズから入りたい。相手には穴馬のサトノフラムとロードフェリーチェの2頭。年が明けて生まれ変わった自分の予想を音信不通になった友人・知人たちにお見せしたい。

2015年1月11日
新爆

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