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【KKY'14】安いワインがおいしくなる! 誰でも手軽にできる秘密の方法

2014/12/29 12:00 投稿

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西友 ワイン
編集部員やライターが「(K)今年(K)買って(Y)よかったもの」を紹介する年末特別企画「KKY'14」。それぞれ、今年買ったものの中からイチオシの商品をご紹介します。


ちょっとしたきっかけで「赤ワインを飲もうか?」という気分になることってありますよね。でも、普段飲み慣れていないと"赤ワイン=渋い=美味しくない"と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

これは最もよく出回っている「カベルネ・ソーヴィニヨン」というブドウ品種が渋みを第一の特徴としているためで、冷やしすぎたり、あまり質が良くないものだと嫌な味になってしまいがちだからです。

そこで、今回はお手頃価格+ひと工夫で楽しめるテーブルワインをご紹介します。西友で売られている「ASDAグルナッシュテンプラニーリョ」です。

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個人的な話で恐縮ですが、これは2014年に飲んだ中でもイチオシ。というのも、ワインではなかなかわかりにくい「味の変化」を手軽に味わえる一本だからです。

ワインの味には原料のブドウ品種が大きく関係しますが、こちらの場合テンプラニーニョとグルナッシュという少し聞きなれない品種のブドウがブレンドされています。

どちらも酸味を特徴とする品種のため、開封したばかりだとこのワインはかなり酸っぱく感じられる方が多いでしょう。私もそうでした。

しかし、ここでひと工夫。一杯だけ飲んだら、一晩冷蔵庫で保管してみてください。次の日の夜には「あの酸味はどこへ!?」と思うくらい味が変わります。

濃厚なブドウジュースのような果実味が前面に押し出され、後味に少し酸味を感じるような味わいになるのです。二晩以上置くと味が落ちてしまいますので、「最初の日に一杯&次の日に飲みきる」のがこのワインを楽しむコツ。

おつまみはもちろんお好みで構いませんが、個人的にはさっと炙ったベーコンなど、ちょっと脂っけのある豚肉系がオススメです。

ワインを飲みやすくするには、広い口の容器に移して空気に触れさせる「デキャンタージュ」という方法もありますが、もう少し時間をかけてみると、このワインのようにもっとはっきり変化がわかるかもしれません。

一本580円(税別)とお手頃ですので、「たまには赤ワインにしようか」というときはぜひお試しください。もちろん味覚や好みは人それぞれですが、試して損はないと思いますよ。


 

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