PCメーカーのVAIO株式会社は、「格安スマホ」として知られるMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスの日本通信株式会社との協業を発表。「スマートフォンの市場投入を準備中」であると発表しました。
VAIO株式会社といえば、ソニーが手放したPCブランド「VAIO」を引き継ぐかたちで2014年に設立されたメーカー。国内PCユーザーやソニーファンにとっては思い入れの深い同社だけに、スマホ端末をリリースすれば人気を博すことは間違いなさそうです。
両社のリリースの内容によれば、すでに『VAIOスマホ』を日本市場に投入するプロジェクトを進行中とされており、来月(2015年1月)にはその姿が明らかになりそうです。
同リリースでは「(日本通信の)通信とハードウェアを組み合わせたソリューション」に「必要なモバイル機器」をVAIO株式会社が担当するとのことで、スマホ以外にも通信機能を備えたノートPCや、タブレットといった機器をVAIOが手がける可能性もあるかもしれません。
日本のスマホ・タブレット市場といえば、VAIOの母体ともいえるソニー製のエクスペリア(Xperia)シリーズが人気ですが、VAIOは格安スマホとしてエクスペリアと棲み分けていくのか、はたまたエクスペリアのユーザーを奪う結果となるのか...様々な面で今後の動向が注目されます。
日本通信株式会社と VAIO 株式会社が協業 スマートフォンの市場投入を準備中(PDF) [VAIO株式会社]