また財布が薄くできますね。
米国にて、運転免許証として使えるスマホアプリが、実験的に開始する予定となっています。ニュースメディアのCNNが伝えていました。
これは、なかなか面白い試みですね。さまざまな情報の電子化が進んでいますが、運転免許は考えたこともありませんでした。実にアメリカ的な、進んだ考えだと思います。
この試みは来年にも開始し、まずはアイオワ州職員のグループに発行するということです。一般向けへの発行は、今のところ未定。
プラスチックカードと選択・併用可
もしこの「デジタル運転免許証」が開始したら、スマホを持っていない人はどうするのかと思いますよね。
その点は、従来のプラスチック製カードの運転免許と選択・併用できるようにするということです。「デジタルだけでいい」という方でも、念のためプラスチック製カードの免許証はもらっておいたほうが良さそうですね。
もし自分が使えるようになったら、カードは家に置いておき、普段はデジタルのみ使いようにすると思います。財布のカード入れが空くのは、ありがたい。
日本では...
では、この「デジタル運転免許証」は、日本でも実現しうるのでしょうか。
個人的に可能性はあると思うのですが...かなり先になりそうだなぁ、というのが正直なところ。日本では公的な発行物の変化に、時間がかかるイメージが強いですよね。
来れば確実に便利なはずですので、ぜひ実現して欲しいところなのですが...しばらくは、期待できなそうですね。
財布のカード入れがいっぱいになりそうな筆者にとっては、うらやましいこの取り組み。その他にもメリットがあるということですので、詳しくはCNNをぜひご覧ください。
運転免許証をスマホで表示、来年実験へ 米[CNN]