静かすぎも、考えもの。
スマホにもフィーチャーフォン(ガラケー)と同じく、着信音を鳴らさずバイブレーションだけする「マナーモード」が用意されています。面倒なのでいつもマナーモード、という方もいるかしれません。
しかし、アンドロイドスマホにおいて、マナーモードにする際は注意が必要です。気付かない内に、着信音が鳴らずバイブレーションもしない「サイレントモード」になっているかもしれません。
電話が来ていたのに全く気づかなかった...という経験のある方は、もしかするといつの間にか「サイレントモード」になってしまっていたのかもしれません。ちゃんと分かっていないと、いつかだいじな電話を取り逃してしまうかも。
一体どうすると「サイレントモード」になるのか? どうすれば解除できるのか? 初心者がはまりやすい、「サイレントモード」についてご紹介いたします。
サイレントモードとは
サイレントモードとは、前述のとおり着信音も鳴らずバイブレーションもしなくなる、本当の意味での「無音」モードです。とはいえ、ちゃんと着信自体はしていますので、画面さえ見ていれば通話に出られます。
マナーモードのバイブ音も鳴らせないほど静かにしないといけない時に、特に役に立ってくれるでしょう。ただし、サイレントモードになっていても、アラーム音はしっかり鳴ってくれたりします。この理由については以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
設定と解除方法
では、設定と解除方法についてご紹介いたします。
「サイレントモード」は、ボリュームを最小からさらにもう一段階下げた時に設定されます。その状態でもう一段階下げると、今度は「マナーモード」に。
最小音量とマナーモードの間に、「サイレントモード」が挟まっている形です。着信でバイブレーションさせるには、最小音量から2回ボリュームダウンボタンを押す必要がある、というわけですね。
解除するには、普通にボリュームアップボタンを押すか、ボリュームダウンを押して「マナーモード」にすればOKです。
これに気づかないと、「サイレントモード」にしたところで「マナーモード」になったと勘違いしてしまうかもしれません。ご注意ください。
なお、「サイレントモード」と「マナーモード」に設定していると、上部の通知領域にアイコンが表示されます。心配な時はご確認ください。
「iPhone」の場合
「iPhone」の場合は、「マナーモード」時と通常時でバイブレーションするかをそれぞれ自由に選ぶ形式となっています。気づかないうちにサイレント状態になっていた、ということはないでしょう。
ちなみに設定方法は、「設定」→「サウンド」→「バイブレーション」と進めばOKです。
以上、サイレントモードについての説明でした。いつも着信に気がつかないという方は、一度チェックしてみてください。
Photo by Thinkstock/Getty Images