初代「機動戦士ガンダム」から35周年。放送当時に生まれた人も、もうランバラルさんと同い年になるほど息の長い『ガンダムシリーズ』の電子書籍346冊が、アマゾンのKindleストアで35%オフセールになっています。
雑誌「ガンダムエース」のコミックをはじめ、とにかく外伝作品が多いシリーズだけに、全てを網羅している人は決して多くはないでしょう。ここでは膨大なセール品のなかから、タブロイドが独断と偏見でセレクトしたオススメ作品をいくつかピックアップしてみます。
「定番作品」をアニメと一緒に楽しむなら
まず注目したいのが、初代「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを手がけた安彦良和氏によるコミック化作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』。全23巻のうちKindle化されている1〜5巻が40%オフになっています。
本作は来年、待望のアニメ化が決定しており、2015年ガンダムシーンの台風の目となることは必至。この機会にしっかり予習しておきたいところです。
アニメ化作品といえば、今年ついに完結した『機動戦士ガンダム UC(ユニコーン)』の原作小説も、全10巻すべてが34%オフになっています。「亡国のイージス」、「終戦のローレライ」の福井晴敏氏による緻密な描写には、アニメとは一味違った魅力がありますよ。
アニメと違った角度で楽しみたいなら
アニメ本編とはかけ離れたモノを含め、たくさんの外伝作品が存在するガンダムですが、アニメのストーリーとリンクしながら別の角度で宇宙世紀のガンダム世界に迫るシリーズが『デイアフタートゥモロー』(カイ・シデンのメモリーより/カイ・シデンのレポートより、各 2巻構成)です。
戦後にジャーナリストとなったカイ・シデンの視点で描かれる本作は、本編にうまくリンクした外伝としてガンダムファンからは『カイメモ/カイレポ』の略称で呼ばれる隠れた名著でもあります。
こちらはアニメ「機動戦士ガンダム」製作の舞台裏にフォーカスを当てた異色の漫画作品『「ガンダム」を創った男たち。』(上下巻)。かなり脚色されていると思われるので、この作品の内容がすべて事実ではないと思われますが、作品づくりに命を懸けるオトコたちの生き様は、大人になった今だからこそ心に突き刺さるものがあります。
とにかく熱血でしたたかな富野監督や、吐血しながら(!)絵を描きあげる安彦良和氏、ほかにも日本のアニメを作り上げた人物たちが多数登場して大暴れします。壁にブチ当たったビジネスパーソン必見の一冊。
もっとたくさんの良作をご紹介したいのですが、ページの都合上このあたりで。Kindleの利用がはじめてという人は、以下の過去記事でKindle本の読み方をあわせてチェックしてみてください。ボーナスやクリスマスで最新のKindle端末を手にいれるというのもいいですね。
・電子書籍の黒船がようやく上陸。スマホ版『Kindle』で「ワンピース」を読んでみた
・パソコンでKindle本が読める!『Kindle Cloud Reader』を使ってみよう
・どれ買う?迷ったらお試しOK お値打ち「キンドル」に新5機種
この「Kindleストア: ガンダム35周年フェア」は12月11日までの期間限定開催です。この機会に「まだ知らなかった、あのガンダム」「昔ハマッた、あのガンダム」をセール品のマウンテンサイクルから発掘しましょう。勝利の栄光を、君に!
Kindleストア: ガンダム35周年フェア [Amazon.co.jp]