12月の「おは用語」は、話題のソーシャルアイドルグループ『notall』のメンバーが、週替わりでナビゲーターを務めてくれています。今週は「べちこ」こと渡邊ちこちゃんがみんなをつないでくれますよ!
知っているとスマホの使いこなし術がワンランクアップするのが、無線LAN(Wi-Fi)の接続方法です。いまでは街中で利用できる無料の公衆Wi-Fiサービスもどんどん増えてきています。今朝は、そんなWi-Fiのネットワーク名「SSID」について解説していきましょう。
Wi-Fiネットワークの名前=SSID
SSID(Service Set Identifier=サービスセット識別子)とは、平たく言うとWi-Fiルーター等のアクセスポイントにつけられた名前のこと。
iOS、Androidの両OSとも「設定」画面の「Wi-Fi」の項目を見ると、自分がいる場所に電波が届いているWi-Fiネットワークの名前が一覧で表示されますね。このネットワーク名がSSIDです。Wi-Fiを利用する際には、ここから接続したいネットワークのSSIDを選択することになります。
公衆Wi-Fiでは複数のアクセスポイントが同じSSIDを持つことも
自宅や職場では、アクセスポイント(Wi-Fiルーター)ごとに個別のSSIDを設定するのが一般的ですが、公衆Wi-Fi事業者が提供している無線サービスでは複数のアクセスポイントが同一のSSIDを持っていることも多いです。
例えば東京メトロのWi-Fiサービスであれば、渋谷駅ホーム、改札、新宿駅ホーム...といった複数の地点に設置されたアクセスポイント全てに「Metro_Free_Wi-Fi」というSSIDが割り当てられていて、ある地点でWi-Fi接続の設定をしたスマホやタブレットなら別の地点でもそのままWi-Fiにつながります。
こうした複数地点にまたがるSSIDを『ESSID』と呼ぶこともありますが、ユーザー側ではあまり意識しなくてもOKです。
今朝のまとめ
今朝の話題をまとめると、
・Wi-Fiのネットワークやアクセスポイントの名前にあたるものが『SSD』である
・公衆Wi-Fiサービスなどでは複数のアクセスポイントが同一のSSIDを持つこともある
ということなのですね。ここ数年で都市部を中心に急速に普及してきた感のあるWi-Fi、いつの間にか身の回りにもたくさんの電波が飛び交っているかも。お手元のスマホでご近所のSSIDをのぞいてみるのも良いのではないでしょうか。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
ナビゲーター: 渡邊ちこ(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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