ほらあの、ナントカミクス...そう、アベノミクスだ!
日本語入力ソフトの「ATOK」(エイトック)が更新され、「ナントカ変換」という新機能が使えるようになりました。こちらの公式サイトからダウンロードできます。
今回更新されたのは、ウィンドウズ版とアンドロイドスマホ版の2種類。残念ながら、Mac版と「iPhone」版はまだのようです。
日本語入力ソフトとしては高価な「ATOK」ですが、最大43日間無料で試用できるようになっていました。実際に新機能を試してみましたので、その様子をお伝えいたします。
なお、今回はすべてアンドロイド版を使用しています。ウィンドウズ版とは異なる部分も多くありますので、ご注意ください。
準備
本アプリを使うには、メールアドレスを登録する必要があります。アプリを起動したら、まずは「体験版利用を開始する」をタッチしてください。
続いて、「登録サイトへ移動」をタッチ。ブラウザが開きます。
ブラウザでメールアドレスを入力→アプリに戻って上記画面にもメールアドレスを入力と進めていきましょう。最後に、アプリの指示に従って、日本語入力ソフトを「ATOK」に変更すれば使い始められます。
ほらあれあれ...ナントカ変換だよ
使う準備ができたら、「ナントカ変換」を使ってみましょう。これは、言葉の前半部分が思い出せない時に使います。
例えば、武田信玄と川中島で戦った、戦国大名の名字が思い出せなかったとします。ほら、あれだよ、なんとか謙信...。
そんな時は、「?けんしん」と入力してみましょう。「○○けんしん」が、たくさん候補に出てきます。
目的の言葉をタッチすれば、そのまま入力されるという仕組み。これは便利ですね。
また、ナントカ変換の候補を右の方にスクロールすると、より優先度の低い言葉が出てきます。「?けんしん」でスクロールしたところ、「容疑者Xの献身」とか出てきました。実に面白い。
これは、かなりマニアックな言葉でも、しっかり変換してくれるということでもあります。頼もしいですね。
推測変換もあり
なお、「ナントカ変換」で補えるのは、言葉の最初の部分のみ。言葉の後半部分が思い出せない場合は、はてなマークなどは付けずそのまま待っていれば「推測変換」候補を出してくれます。
これで、言葉の前も後ろも、補ってくれるようになったわけですね。
以上、ATOKの新機能紹介でした。
予測変換は他のアプリにもありましたが、「ナントカ変換」は今までにない機能だと思います。ど忘れの多い方には、かなり助かる機能だと思いました。