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「格安スマホ」= MVNOの安価なSIM + SIMフリー端末

2014/11/25 07:00 投稿

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141121ohayougo0057kakuyasu01.jpg連休明けも、元気におは用語!

大手キャリアの料金プランを見直して、出費を抑えるために格安な料金の『MVNO(仮想移動体通信事業者)』を選択するユーザーも増えてきました。そんななか、明確な用語として定義されてはいないものの『格安スマホ』という言葉を聞くことも多くなりましたね。

今朝の「おは用語」では、そんな格安スマホが一体どういった要素によって実現されているのかを見ていきましょう。

MVNOのSIMでランニングコストを抑える

ランニングコスト= 使い続けるうちにかかる、維持コスト

出費を抑えながらスマホを使っていく「格安スマホ術」の中心になるキーポイントは、大手キャリアより料金が安いMVNO事業者と契約すること。

多くの事業者では、通信速度や月々のデータ通信量の制限がシビアな代わりに利用料金が割安というプランを用意しています。自分のスマホ利用スタイルをよく理解した上で、自分にピッタリのプランを選択することが重要です。

MVNOの回線自体は大手キャリアから借り受けている(主にNTTドコモ)ので、大手と比較しても、通信エリア面での不利はありませんよ。

SIMフリー端末は格安なものから高級機までさまざま

イニシャルコスト= 導入時にかかる、初期コスト

基本的に大手キャリアよりも安くなるMVNOのSIMに対し、ネット上や家電量販店で販売されている『SIMフリー端末』(関連記事: SIMロックやSIMフリー端末ってどういう意味だろう?)は高額なモデルからリーズナブルなものまで様々です。イニシャルコスト(初期コスト)の面では、端末の割賦販売や各種値引きなどが適用されることで大手キャリアの方が有利になるケースもあります。

例えばSIMフリー版のiPhone6は7万5,800円(iPhone6 16GB)から11万1,800円(iPhone6 Plus 128GB)とキャリア版より割高に感じることもある価格帯ですし、グーグルのネクサス6も32GBモデルが7万5,170円です。

もちろん本体価格が安めに設定された端末も販売されており、最新スペックにこだわりがなければ、こうした安価端末とMVNOの組み合わせでイニシャルコスト、ランニングコストともに安めに抑えることも可能です。

端末とSIMがセットでお手軽な「格安スマホ」も

MVNOのSIMカードとSIMフリー端末の組み合わせで低料金の「格安スマホ」が実現できるとはいえ、ユーザー自身がSIMカードの挿入から各種の設定までを行う必要があるのは初心者やライトユーザーにとっては大変。そこでSIMカードと端末がセットになった格安スマホもいくつか登場してきています。

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端末込みのMVNOサービス(格安スマホ)の一例: 1980円『イオンスマホ』はキャリア定額7000円時代へのカウンターパンチとなるか? (イオンスマホ)

MVNOでお得にスマホを運用するのは、従来は熟練ユーザーの特権と感じるフシもあったものの、今では万人が手軽に利用できる選択肢のひとつとして検討できるまでになってきましたね。

機会があれば、料金やコストを計算して比較検討してみると良いかもしれませんね。

それでは皆さん、今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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