上の画像が表しているのは僕の寿命です。あと、44年1ヶ月。
スティーブ・ジョブズは、毎朝鏡に向かいながら「今日が人生最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」と自問自答していたそうです。今日かどうかはわからないけど、人はいつか死ぬ。でも...いつ?
知りたくないけど気になる、自分の寿命。そこでご紹介するiPhoneアプリが『Deadline』。自分の健康状態のデータを元に「いつ死ぬか」を教えてくれるアプリです。
寿命がカウントダウンされる...!
『Deadline』が用いるデータは、iOS8から搭載された「ヘルスケア」の情報と、いくつかの質問。公式のFacebookによると「生命保険会社が寿命を予測するための統計アルゴリズムと同じものを使用」しているそうです。
アプリを起動しただけでは寿命はわかりません。まずはヘルスケアとアプリを連動する必要があるので、「What's Your Deadline?」「Use Health Data」の順にタップします。
ヘルスケアへのアクセス許可を求められます。利用するデータは生年月日や身長、血圧、脈拍など。不足しているデータがあっても測定は可能です。健康で長生きするために使うヘルスケアの情報で、いつ死ぬか判定できるというのは、なかなか皮肉なものです。
その後、いくつか質問に答えます。喫煙、飲酒、運動など、すべての質問は英語ですが、4択なのでそれほど難しくはありません。
すべての質問に答え終わると、寿命が表示されます。
僕(38歳)は、このままだと84歳まで生きることができるようです。割と長生きだな...と思うのもつかの間、画面では残りの寿命が1秒また1秒をカウントダウンされていきます。なんだか落ち着きません。
このカウントダウン、通知センターに表示させることもできます。あと44年あるとはいえ、毎日を大切にしなくてはいけない気分になります。冒頭のジョブズの言葉が頭をよぎりますね...。
もちろん、表示される寿命はあくまで推定値。しかし、より良い生活習慣のデータなら寿命の値も伸びていくので、毎日の習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。