ダービー馬にも死角あり。
先週は大本命に推したヌーヴォレコルトがまさかの2着。ショウナンパンドラは拾えていたので馬券は的中しましたが、悔しい結果でした。
さて、今週は菊花賞。思い出の菊花賞というと、ちょうど大学時代に目の前で見たディープインパクトの菊花賞をあげたくなりますが、一番印象に残っているのは2008年です。このレースで本命にしていたのが15番人気フローテーション。この馬が2着に入り、人生で初めて100万を超える払い戻しがあったレースでした。競馬場で本気で叫んだのは後にも先にもあのときだけです。
どの馬にも未知の距離である3000m。こういうレースではやはり血統分析が生きてきます。距離が延びてこそ持ち味が出る馬を狙い撃ちできるかがカギです。
本命は迷わず◎ハギノハイブリッド。血統派の方であればほとんどがこの馬を推すのではないでしょうか。いかにも長距離でこその血統に加え、京都新聞杯を勝っておりコースへの適性も十分です。さらに先述のフローテーションの祖母であるレガシーオブストレングスは当馬の三代母になり、2頭は近親というのも心強いデータ。ここ2走は凡走していますが、ダービーは使いすぎたのが大きく、神戸新聞杯は直線で1頭になってしまい気を抜いただけ。明確な敗因があります。ここは巻き返し必至。記事執筆時点で10番人気で、狙うならここでしょう。複軸として大きく狙いたい。個人的には今秋の重賞で最大の勝負レースだと思っています。
対抗は○ワンアンドオンリー。3000mは間違いなく合わないと思いますが、能力は随一。長距離にめっぽう強い鞍上がうまくもたせるのではないかと見ています。過去を振り返ると、適性が明らかになさそうな馬でも、実際に走ってみるとなんだかんだで一番人気馬は馬券に絡んでくるので、ここは逆らわず評価。
以下、▲タガノグランパ、△ショウナンラグーン、△サウンズオブアース、△トゥザワールド、△ゴールドアクターまで。