LINE乗っ取りがいまだ続いている。
乗っ取り犯はLINE IDに不正ログインし、本来の持ち主になりすましてLINEでつながる友達に「WebMoney」や「iTunesCard」などを購入させようとする詐欺事件を引き起こしている。カード裏の番号写真を送らせることで現金化できるため、このようなカードが使われているのだ。
その他、「アプリが開けないので代わりに開いて」などとURLを送り、クリックすることで感染するウィルスにより端末内のデータが盗まれる例も発生している。
LINEで知り合いから連絡がきても、代理購入などを求められたりした場合は必ず本人かどうか確認をとり、送られたURLも必ず怪しいものではないかどうか確認する習慣をつけよう。
不正ログインされた場合、LINEでつながる友達に迷惑がかかる可能性が高い。そのような事態を防ぐためにできることは必ずやっておこう。
安全のためにできること
まず、メールアドレスを登録しておこう。LINE乗っ取りは、初期は他のサービスから流出したIDとパスワードが利用されて起きることが多かった。他のサービスと同じメールアドレス、パスワードは使わないことが大切だ。「設定」→「アカウント」→「メールアドレス登録」で登録できる。
また、PINコード設定が義務づけられるようになっている。同様に、「設定」→「アカウント」→「PINコード」で4桁の数字で設定しよう。
パソコンからLINEを使わない場合は、他の端末からログインできないように設定しておくと安心だ。「設定」→「アカウント」→「他端末ログイン許可」をオフにしよう。