終息を迎えることは、できるのでしょうか。
感染拡大が止まらないエボラ出血熱に、WHO(世界保健機関)が今後の見通しを発表しました。TBS News-iの報道によります。
この中でWHOのエイルワード事務局長補は、最悪の場合毎週1万人ずつ新たなエボラ患者が出る可能性があると語りました。10月13日時点では一週間で1,000人程度ですので、およそ10倍に膨れ上がるということになります。
また、現在確認されている範囲での致死率は、50%程度です。しかし、申告されていない死者もいると見られており、実際の致死率は70%にも登ると見られています。
さらに、朝日新聞によると、スペインで3次感染が発生した疑いが出ています。広がりに歯止めのかからない状態となっており、予断を許しません。
その一方、日本経済新聞によると、セネガルでは拡大終了宣言が出されました。エボラ関連で、珍しく安心させてくれるニュースです。
今後、早々に世界での完全な収束が宣言されることを、願ってやみません。
エボラを知る
さて、非常に恐ろしいエボラ出血熱ですが、今の私たちにできることは何かないのでしょうか。あまり多くのことはできませんが、せめてエボラ出血熱に関する正しい知識を持っておくことが必要かと思われます。
タブロイドでは、以前、エボラに関する知識を得られるサイトをご紹介いたしました。ぜひご覧ください。
日本ではなじみのない病気なだけに、正しい知識を持っている方はほとんどいないはず。まずは病気を知ることから、はじめましょう。
エボラ熱「12月には週1万人増も」 WHOが見通し[TBS News-i]
エボラ熱、3次感染の疑い 2次感染の女性を搬送[朝日新聞]
エボラ熱、セネガルなどで拡大終了宣言へ WHO [日本経済新聞]