ビックリマンシール、集めてました?
80年代に大ブームになった「ビックリマンチョコ」、覚えていますでしょうか。おまけのシールが大人気になり、漫画・アニメ・ゲーム化もされ社会現象となりました。その過熱ぶりたるや、食べきれないチョコを捨ててしまう子供が現れ問題になってしまうほど(ちなみに僕は友だちからチョコをもらう側でした)
今日ご紹介するゲーム『タワーオブスペルズ』は、その「ビックリマン」と同じデザイン会社がキャラクターデザインを手がけているんです。敵をパズルで倒しながら、英語の勉強もちょっとできてしまう、一石二鳥のゲームになっていますよ。
パズルで敵を蹴散らせ! 英語で攻撃力アップ!
『タワーオブスペルズ』は、大ヒットゲーム『パズル&ドラゴン』(パズドラ)系のパズルRPGです。ゲームのメインとなる戦闘では、画面下部の「マーブル」と呼ばれる玉をスライドして入れ替えて、同じ色を3つ以上そろえて消します。
消した色と同じ属性(火や水など)を持つキャラクターが、敵に攻撃をすることができます。5つ以上のマーブルをそろえたり、連鎖して消えるとさらに大ダメージ。また、壁を3つ以上並べると体力が回復します。
パズドラと異なるのは、英単語をそろえてもマーブルが消えるところ。画面左上に表示されている英単語の先頭3~5文字をそろえると、色に関係なくマーブルが消え、通常よりもはるかに大きなダメージを与えることができるんです。
消した英単語はその場で意味が表示され、あとで「スペル」メニューで確認ができます。単語のセレクトは「自然言語の文章から徹底分析」されたお墨付きのものなので、プレイ中に誰かにのぞかれても「いや、これは英語の勉強なので...」と言い訳してもいいですね。
初心者にも優しいゲームシステム!
デザインが「ビックリマン」ということもあり、ところどころにビックリマンを思わせる演出があるのもニクいところ。
「ガチャ」ではビックリマン風のチョコからキラキラシール風のキャラが登場しますし、回復アイテムもどこかで見たような「ウエハース」というお菓子です。
『タワーオブスペルズ』は、ソーシャルゲームにありがちなスタミナ(ある回数プレイすると一定時間が経たないと再プレイできない)の仕組みがなく、パーティ編成や進化合成もコストなどの制限がありません。無課金で進めることができるようになっています。
初めてソーシャルゲームをプレイする層にも優しい設計になっており、まさに「ビックリマン」にハマった40代~30代向けとも言える『タワーオブスペルズ』。どこか懐かしいキャラクターたちと共に、魔法の塔の謎を解く旅に出てみてはいかがでしょうか。
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発売元:Ronoto/更新日:2014.8.5/価格:無料/対応機種:iOS6/0以降、Android2.3以降
(井上マサキ)