これなら、もし落とした時でも安心です。
ロックした端末画面に、
2. 所有者へ電話をかけるボタン
の2つを表示できるようになりました。
上の写真のようにメッセージと通話ボタンが表示されます。本記事では新機能を紹介しつつ、『Androidデバイスマネージャー』の概略をおさらいしたいと思います。
Androidデバイスマネージャーとは?
『Androidデバイスマネージャー』は紛失したAndroid端末をパソコンで探せる機能です。パソコンの画面上で次の4つのことができます。
ロック機能......誰かが操作できないように端末の画面をロック
着信音機能......着信音を鳴らす
削除機能......端末データの削除
これらの機能を使うには、まず端末側で設定を行う必要があります。
『Google設定』アプリを起動
まず『Google設定』という名前のアプリをタップします。
次に『Androidデバイスマネージャー』をタップしてください。
「リモートでこの端末を探す」と「リモートでのロックとデータ消去を許可する」の2項目が画面に表示されます。
ロック機能と削除機能を使いたい場合はボックスにチェックを入れる必要があります。
なおAndroid 4.1 以上の端末では、先に位置情報サービスをオンにしないと「リモートでこの端末を探す」にチェックを入れることができません。
端末側での設定は以上でおしまいです。
『Androidデバイスマネージャー』にアクセス
端末の紛失等が発生したら、パソコンから『Androidデバイスマネージャー』にアクセスします。
Googleアカウントへのログイン画面が表示されるので、端末で使っているアカウントでログインします。
ログインすると端末の現在地が地図に表示されているはずです。
表示されない場合は端末が圏外にあるか、電源が切れています。圏外や電源オフの場合、残念ながら『Androidデバイスマネージャー』の機能は1つも利用できません。
端末の場所が分かる場合は他の3つの機能、ロック機能、着信音機能、削除機能が使えます。
画面をロック
パソコンから新しくパスワードを設定することで、端末の画面をロックできます。
パスワードを設定する時、ロック画面に表示するメッセージとかけてほしい電話番号を設定することも可能です。これが冒頭で紹介した『Androidデバイスマネージャー』の新しい機能です。
電話番号は最も連絡が取れやすい番号、メッセージは、好きなものを設定すれば良いと思います。
着信音を鳴らす
誰も拾ってくれていない可能性が高い時、または自宅にあるはずの端末を探す時などに鳴らすケースが考えられます。
端末データの削除
ロックをかけても、もしパスワードが破られたら中身を見られてしまいます。本当にデータの秘密を守りたい時は、データを消す(工場出荷状態に戻す)のがベターです。
まぁ、漏れてまずい情報はそもそもスマホに入れるべきではないんですけどね。
『Androidデバイスマネージャー』で可能なことは以上です。
他にも『紛失したAndroid端末を別のAndroid端末から探す』機能、iPhoneにはその名も『iPhoneを探す』機能などがあります。興味のある方は下の『関連記事』も合わせてご覧ください。
(てらさきりょう)