スマホが普及し始めてからというもの、生活はずいぶんと便利になりました。しかし、便利すぎるがゆえに、使い過ぎ・のめり込み過ぎによって悪影響をおよぼす事例も増えてきているようです。
情報サイトのウレぴあ総研では、「スマホ依存」による症例をこちらの記事で紹介していました。さまざまな症例が紹介されていますが、中でも「ファントム・バイブ・シンドローム」が興味深かったので、ご紹介いたします。
なんだかすごい名前ですが、多くの人に覚えがあるであろう現象でした。心当たりのある方も、多いはずですよ。
ファントム・バイブ・シンドロームとは
これは、ポケットなどに入れた携帯電話が、振動していないのに振動したように感じてしまうことをいいます。実際に筆者も、まれにですがこの状態になったことがありました。
要は、ただの勘違いに過ぎません。しかし、もしこれがたびたび起こるようでしたら、注意が必要です。
というのもこの現象は、誰かから連絡が来ることを過敏に気にしすぎているために起こるからです。長く続けば、いずれうつ病といった心身症を患ってしまうかもしれません。
対策としては、ポケットの入れる位置を変えてみるといった方法があるようです。しかしそれ以上に重要なのは、連絡が来ることを気にし過ぎない、余裕のある心の持ち方なのかもしれません。
スマホは便利ですが、余裕を持って使いこなすことが必要です。道具に使われるような生活は、避けたいものですね。
ウレぴあ総研では、その他にもさまざまなスマホの症例が紹介されています。一日に何時間も使用している方は、ぜひご一読ください。
この症状が出たらキケン! 心と体を壊す"スマホ依存"の病例と解決法
Photo by Thinkstock/Getty Images
(コンタケ)